「レッドブルは信頼性だけでなくパフォーマンスも不足」とマルコ。コストがかかる軽量化に頭を悩ます
2022年4月13日
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングが現在直面している問題は信頼性だけではないとして、RB18は重量が重く、フェラーリほどの速さがなく、改善しなければならない点がいくつかあると語った。
2022年開幕戦では2台ともが燃料ポンプに関する問題によりリタイア。第2戦サウジアラビアではマックス・フェルスタッペンが優勝したものの、第3戦オーストラリアでフェルスタッペンはトラブルのためにレース半ばでコース脇にマシンをとめた。レース直後の段階では、チームは燃料関係の問題が起きたとの見解を示している。
フェルスタッペンは、レッドブルの信頼性の問題を「受け入れられない」とフラストレーションを示し、この問題に対する「明確な解決策」が見えないと付け加えた。
「今日のことは忘れて、明日起きた時には、今後のレースにまた集中したい」とレース後にフェルスタッペンは語った。
「でも、明確な解決方法があるようには思えない。信頼性を向上させるために努力する必要がある」
マルコは、信頼性不足は複数の問題点のうちのひとつにすぎないと述べている。
「ふたつ、あるいは3つの異なる問題がある」とマルコはServus TVに語った。
「まず、去年はほとんどなかった信頼性の問題を今は抱えている。さらに今日は、フェラーリとの差が懸念すべきものだった」
「彼らはペースをコントロールしていた。マックスがペースを上げれば、(シャルル・)ルクレールは簡単にそれに反応することができた」
「フェラーリの速さには、悪い意味での驚きを覚えた。彼らは(タイヤに)ほとんどグレイニングが出なかった。一方で我々の方は、数周でグレイニングが発生していた」
「フェラーリの方が、楽に優れたマシンバランスを見つけることができるのだ」
マルコは、また、パフォーマンス不足の原因として、RB18の重量が重いことを挙げた。
「我々(のマシン)は明らかにフェラーリより重い」とマルコは言う。「10kgくらいのウエイトハンデがあると思う」
「ラップタイムに換算すると、1周あたりコンマ3秒の差になる」
マシンの軽量化はアップグレードを行わなければ達成できない。しかしアップグレードを多数行う場合、コストがかかり、また、さらなる信頼性の問題が出てくる可能性もある。
「軽量化にはコストがかかる」とマルコは認めた。
「まずは金銭的な問題に直面するし、次に信頼性への影響もある。バジェットキャップのために、難しい調整が必要になる。今は困難な時代だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |