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ピットレーンでストロールと接触したジョビナッツィに約65万円の罰金/F1第11戦

2021年8月1日

 アルファロメオ・レーシング・オーレンのアントニオ・ジョビナッツィは、2021年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行3回目において、ピットレーンでランス・ストロール(アストンマーティン)と接触した件について、5000ユーロ(約65万円)の罰金を科された。


 FP3のセッション後半、ミック・シューマッハー(ハース)のクラッシュによる赤旗が解除され、ジョビナッツィはコースに向かうためにガレージを出た。この時同様にコースへ向かおうとストロールがファストレーンを走行しており、ジョビナッツィはブレーキを踏んだものの間に合わず、自身のフロントウイングと、ストロールのリヤタイヤが接触してしまった。


 この件についてセッション終了後に審議が行われ、スチュワードはジョビナッツィの状況が“アンセーフリリース”にあたると判断し、5000ユーロ(約65万円)の罰金を科した。スチュワードの報告には「カーナンバー18(ストロール)が走行していた際、カーナンバー99(ジョビナッツィ)はガレージを離れた。その結果2台は接触し、カーナンバー99のフロントウイングにダメージを負った。カーナンバー99のチーム(アルファロメオ)は、これは自分たちの過失だったと認めた」と記されている。


 またジョビナッツィは、ターン13でアタック中のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の走行を妨害してしまったが、これについては叱責処分となっている。


 スチュワードは以下のように説明した。


「FP3ではガスリーがアタックラップを走っていたが、一方ジョビナッツィはアウトラップで、ターン13の出口においてガスリーの前でライン上をゆっくりと走行していた。ジョビナッツィはチームから注意を払うようにという指示を受けておらず、ヒアリングにおいて彼はガスリーを妨害したと認めた。両ドライバーは、フリー走行中にこのようなことがあってはならないというスチュワードの意見に同意した」


 2件の審議に呼ばれたジョビナッツィだが、最終的に予選結果に影響はなく、14番手からレースをスタートすることになっている。

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)



(autosport web)




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