F1、2021年シーズンよりアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーを使用。メルセデスも継続
2021年3月9日
F1は、2021年シーズンよりオフィシャル・セーフティカーとオフィシャル・メディカルカーにアストンマーティンの車両を使用する。セーフティカーはスポーツカー『Vantage(ヴァンテージ)』をベースにした車両、メディカルカーにはアストンマーティン初のSUV『DBX』が選ばれた。
アストンマーティンは今年、61年ぶりにF1に復帰する。2020年までレーシングポイントととしてF1に参戦してきた同チームは、ランス・ストロールと4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルというふたりを擁して戦っていく。2021年型の新マシン『AMR21』も発表されており、すでにストロールとベッテルがシェイクダウンも実施している。
今回のセーフティカー供給に伴い、アストンマーティンはヴァンテージのパフォーマンスを向上させ、ラップタイムの短縮に取り組んだ。開発を担当したのはアストンマーティン本社のエンジニアリングチームで、シルバーストンにある施設でサーキット走行など様々なテストを繰り返し、走行距離は15,000kmにも及んだ。
カラーリングはセーフティカー、メディカルカーともに伝統のグリーンで、一部にライム・グリーンのラインが施されている。
ヴァンテージに搭載されているエンジンは4.0リッターのツインターボV8エンジンで、出力は535PSに到達。最大トルクは685Nmと変化はないが、トランスミッションの改良によりアップシフトおよびダウンシフト時の制度やコントロール性能が向上したという。0〜60mph(約時速96km)の加速はわす?か3.5秒だ。
またベーングリルと新しいフロント・スフ?リッターを組み合わせることにより、時速200kmでの走行時に155.6kgのダウンフォースが発生する。これは量産型ヴァンテージが同じ速度で走行した時に発生するダウンフォースを60kg以上上回っている。
サスペンション、ステアリング、ダンパーなども改良され、さらに冷却性能を高めるためにカーボンセラミック・ブレーキを搭載し、フロントグリルには外側から見えない位置にブレーキダクトが追加された。
車内のシートはFIAが認証するレーシングシートで、F1マシンと同じ6点式ハーネスを装備。タ?ッシュホ?ート?には画面がふたつ配置され、一方の画面ではライフ?映像を見ることができ、もう一方は表示する情報をカスタマイズすることが可能だ。
一方メディカルカーは、ヴァンテージにも搭載されている4.0リッターのツインターボV8エンジンを搭載し、最高出力は550PS、最大トルクは700Nm。4.5秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速291kmだ。
車内には大型の医療バッグやAED、消火器(2台)など様々な装備が積まれているが、基本的に作りは市販車両と同様だ。ただしリヤシートの中央席を除いて4人乗りとなっており、それぞれの席に6ポイントのセーフティハーネスを備えている。運転するのはアラン・ウ?ァン・テ?ル・メルウ?ェで、F1のメディカル・レスポンス・コーディネーターで医師のイアン・ロバーツ、地元の医師も乗り込む。
アストンマーティンのセーフティカーとメディカルカーは、3月12日(金)からバーレーンで行われるプレシーズンテストより使用される予定だ。
なお、これまで通りメルセデスもセーフティカーとメディカルカーの供給を続ける。セーフティカーはメルセデスAMG GT Rで、メディカルカーはメルセデスC 63 S エステートだ。
メルセデスAMG GT Rは4.0リッターのツインターボV8エンジンを搭載し、0〜62mph(約時速99km)までの加速は3.6秒という性能を持つ。またメルセデスC 63 S エステートはDBXと同様に、医療設備を整えた車両となっている。カラーリングは昨年までシルバーだったが、2021年からはレッドに一新される。
(autosport web)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
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予選 | 23:00〜 | |
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |