F速

  • 会員登録
  • ログイン

【気になる一言】フェルスタッペン「もっとアグレッシブな作戦を採るべきだった」保守的すぎた戦略に不満

2020年12月1日

 レース後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は明らかに不機嫌だった。


 まず、レース直後のパルクフェルメでは、デビッド・クルサードのインタビューに、こう答えた。


「今日の僕たちの戦略は、少し積極性に欠けていたね。ピットストップのタイミングが遅かったよ。まあ、しょうがない。2位なら悪くない」


 しかし、表彰式の後に行われたFIAのトップ3会見では、フェルスタッペンにしては珍しく、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)を凌ぐ、熱弁を繰り広げた。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


「僕たちは(メルセデスに)プレッシャーをかけなきゃいけない立場なんだ。それなのに、今日の戦略は逆だった。あまりにコンサバだった。僕たちは(メルセデスより多くのハード)タイヤがあったんだから、もっとアグレッシブな作戦を採るべきだったんだ」


「でも、そうしなかった。逆に僕たちよりも先に1回目のピットストップをルイスが行った。その直後に僕がピットインして、当然ながら(たくさん持っていた)ハードタイヤに交換した。今日はハードタイヤが正解だったからね。2回目のピットストップでは少し作業に問題があった。何が起きたのかはわからない」


「それでルイスとの差はまた4秒ぐらいに戻ってしまった。まあ、今日の僕たちはライバルに対して少しペースが落ちていたことは確かだけど、もっといいレースができたはずだし、もっとメルセデスにプレッシャーをかけられたと思う。でも、それをしなかった」


「もちろん、2位は悪くない結果だけど、このようなやり方での2位はとても満足はできない。もっと積極的なレースをしたかった。もちろん、そうしていても、勝てなかったかもしれないよ。でも、僕たちは失うものは何もなかった。だって、それでも2位は確実だったんだから。でも、そうしなかった。なぜ手堅い作戦を採ったのかわからない」


 そこで、記者からは「レッドブルでは誰がピットストップ戦略を立てているのか。そして、なぜレースでそれ主張しなかったのか」と尋ねられたフェルスタッペンは、こう答えた。


「それをいまさら言っても仕方ないし、これからチームに戻って話すよ。レース中にあれこれ話し合っている暇はないからね。まあ、シーズン終了後に、じっくりと話し合うのが一番かな」

2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が3位を獲得
2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が3位を獲得

2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)



(Masahiro Owari)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号