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F1第6戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2020年8月17日

 2020年F1第6戦スペインGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーは、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。


■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=10位

ランド・ノリス(マクラーレン)
2020年F1第6戦スペインGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 タフなレースだった。ペースは速かったのに、まあスペインではいつものことながら、オーバーテイクが極端に難しかった。普通にオーバーテイクができるコーナーはひとつだけで、前のクルマが最終コーナーをうまく立ち上がり、しかも何台か連なっていたりすると、自分の方が明らかに速くても追い越しはほぼ不可能なんだ。クルマのフィーリングは良かっただけに残念だよ。


 特に終盤にかけては、とてもいい感じの動きをするようになっていた。それをもう少し有効に活かせれば良かったんだけど、今日は10位が望みうる最善の結果だったと思う。だから、ポイント圏内でフィニッシュできて満足だよ。


■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=9位

2020年F1第6戦スペインGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第6戦スペインGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 すごくいいレースができた。チームのために2ポイントを獲得することができてうれしい。


 スタートがうまく決まって、1コーナーで(フェラーリの)シャルル(・ルクレール)と(マクラーレンの)ランド(・ノリス)を抜いて8番手に上がった。セカンドスティントではDRSトレインのトラフィックのなかで走ることになり、プライムタイヤをフルに活用することができなかった。その点は残念だ。


 それでもバルセロナでの経験からたくさんポジティブな点を見つけることができた。マシンパフォーマンスがよくないと厳しいトラックだけど、レースの大半をマクラーレン勢と競えたのはよかったと思う。


 この結果には満足できる。これからスパに気持ちを切り替えていこう。


■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=8位

2020年F1第6戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第6戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 大変なレースだった。自分のレースに満足していない。どのタイヤコンパウンドでもグリップを感じられなかった。毎スティント、タイヤを労わりながら走ったが、6周か7周するとグリップがなくなってしまうんだ。先週のシルバーストンとは全く逆で、フラストレーションがたまるレースとなった。何をやってみても、タイヤを持たせるのが難しかった。


 今年こういう問題に見舞われたのは初めてだ。データを分析してこうなった理由を調べる必要がある。今の段階では頭の中に疑問しかないからね。セクター3で一番苦労した。前のマシンに十分近づくことができないからオーバーテイクできなくて、手も足も出なかった。次のスパに向けて改善するために、先週末のレースとこれほど状況が変わってしまった理由を理解したい。


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=7位

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2020年F1第6戦スペインGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 今日は他の人たちとは違うことを試して、それがうまくいった。ファーストスティントではミディアムタイヤを履いていたにもかかわらず苦労した。セカンドスティントでは感触がはるかによくなった。そうはいっても、ソフトタイヤでかなりの周回数を走ることになった。


 一時、雨が降る可能性があるという予報が出たので、ソフトでのスティントを引き延ばした。終盤、失うものはない状況だったから、リスクを取って、最後まで行けるかどうか試してみようと決めた。幸いそれがうまくいった。今日の7位は、このマシンによって可能な最大の結果だ。


 これからやるべきことはたっぷりある。今のところこのペースが現実なので、ライバルたちより上でフィニッシュするための選択肢を増やすためには、ある程度リスクを取るしかない時もある。


(レース後の会見で、無線でチームに対して苛立ちを示した時のことについて聞かれ)最後まで走り切れるか、と聞かれた。それで「3周前に言ってほしかったよ!」と答えた。だって、「ターゲットは? どれだけ長く走る?」といったことをチームに尋ねて、それに従ってタイヤの管理をしているんだから。でも「やってみよう」と答えた。


 最後の5周は本当に大変だった。周回遅れになっていてよかったよ。


■マクラーレンF1チーム
 僕とチームにとって、とても良い一日だった。過去4戦ではいろいろと問題があったが、ようやく良い結果を残せた。正直に言って、僕らに相応しい結果だったと思う。レーシングポイント勢とすごくいい戦いをして、ピットストップ後にレッドブルの1台からポジションを守れたことが好成績につながった。


 残念なのは、レースの終わり近くにマックス(・フェルスタッペン)にラップされ、そこで2秒ほど失ったことだ。チェコ(セルジオ・ペレス)がタイムペナルティを受けていたから、あれがなければ彼の前でフィニッシュできたと思う。


 いずれにしても、今日もメカニックたちがいい仕事をしてくれて、合計4回のピットストップはすべて3秒以下だった。そのおかげで、2台がポイント圏内に入ることができたんだ。この週末、チームとして自信を築くことができたし、僕のシーズンの転機になればいいと思っている。



(autosport web)




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ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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