F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1甘口コラム オーストリアGP:最新仕様のPUにレッドブルも好感触。信頼性の確保でさらなる飛躍を

2020年7月9日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、アルファタウリの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レッドブル、アルファタウリの走りを批評します。今回は第1戦オーストリアの週末を甘口の視点でジャッジ。

---------------------------

 ホンダにとって、2020年の開幕戦オーストリアGPは2台そろってリタイアという残念な結果に終わった。じつはホンダにとって、開幕戦で2台そろってリタイアするというのは、2015年に復帰して以降、これが初めてだった。また、レッドブルにとっても、2台そろってのリタイアは2008年以来、12年ぶりのことだ。

 しかし、トラブルに見舞われ、アクシデントに巻き込まれるまで、2台とも優勝を狙えるポジションにいたことも事実。開幕戦でホンダがいきなり優勝争いに加わったのは、2015年に復帰して以降、これもまた初めてだった。

 その原動力となったのは、レッドブルが持ち込んだ最新スペックの空力パッケージと、ホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)の最新スペック『スペック1.1』だった。

 今回ホンダは3月にオーストラリアGP(新型コロナの影響により中止)へ持ち込んだ『スペック1』を、F1が休戦している間のファクトリー・シャットダウン以外の時間を利用して、ギリギリまで開発した最新仕様の『スペック1.1』をオーストリアGPに投入した。パワーユニット・マニュファクチャラーによっては、信頼性が確認できている従来仕様のままで開幕戦を戦ったところもある。

 ただし、今年は新型コロナウイルスによる影響を考慮して、パワーユニットは開幕戦に投入したものがホモロゲーション(登録)され、今シーズンは基本的な仕様に関してはアップデートできない。

 開幕戦でホンダは信頼面で課題を残す結果となったが、パフォーマンス面ではレース後、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が「今年のわれわれはエンジンの面でも強力になっている」とホンダの仕事ぶりを評価している。

 まだトラブルの原因が明らかになっていないが、そのトラブルが設計の根本的なものではなく、いわゆるマイナートラブルだとしたら、スペック1.1には伸び代がある分だけ、シーズンが進むにつれて、さらに良い結果が期待できる。

 このことはメルセデスPUも同じで、その最新仕様を搭載したランス・ストロール(レーシングポイント)は、パワーユニットに問題を発生させてリタイアした。彼らもまたギリギリの開発を行ってきた。

 もし、ホンダがスペック1.1を投入していなければ、王者メルセデスとレースで優勝争いを展開することはなかったかもしれない。

「開幕戦は残念な結果になってしまったが、このマシンには非常に優れたポテンシャルがある」(ホーナー)

 レースでは、攻めた結果のトラブルを責める者はいない。

(Masahiro Owari)


レース

9/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ267
2位ジョージ・ラッセル201
3位ルイス・ハミルトン191
4位ランド・ノリス171
5位シャルル・ルクレール155
6位マックス・フェルスタッペン127
7位オスカー・ピアストリ116
8位アイザック・ハジャー71
9位リアム・ローソン51
10位ピエール・ガスリー41

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
2位スクーデリア・フェラーリHP346
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム287
4位オラクル・レッドブル・レーシング204
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム75
6位BWTアルピーヌF1チーム62
7位TGRハースF1チーム21
8位アウディ・レボリュートF1チーム16
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム11
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム3

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第13戦イタリアGP 9/6
第14戦スペインGP 9/13
第15戦アゼルバイジャンGP 9/26
第16戦シンガポールGP 10/11
第17戦アメリカGP 10/25
  • 最新刊
  • F速

    2026年10月号 Vol.4 2026後半戦展望号