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【あなたは何しに?】セナを敬愛するベッテルが今でも覚えている伝説のレース
2019年11月26日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、インテルラゴスでデモ走行したマクラーレンMP4/4の様子を見に来たセバスチャン・ベッテルがアイルトン・セナにまつわる思い出を語った。
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2019年のF1第20戦ブラジルGPは、ブラジルが生んだ世界的英雄でもあるアイルトン・セナが、1994年のサンマリノGPで事故死してから25年目という節目のグランプリだった。そこで日曜日にA・セナが初めてタイトルを獲得した88年に乗っていたマクラーレンMP4/4を、A・セナの甥であるブルーノ・セナがドライブするというイベントが催された。スタンドに詰めかけた多くのファンは、「Obrigado Senna」(ありがとう、セナ)と書かれたフラッグを振って、天国のセナへ感謝していた。
そのイベントに先駆けて、グランプリ開幕前日の木曜日にリハーサルが行われた。最初にステアリングを握ったのがマーティン・ブランドルで、これはおそらくイギリスのテレビ局の取材だったと思われる。
その後、B・セナがステアリングを握ってインテルラゴスを数周した。すべてのリハーサルを終えて、B・セナが駆るマクラーレンMP4/4が特設テントがある1コーナーのアウト側へ帰っていくと、そこには多くの関係者やメディアたちが待ち構えていた。その中のひとりに、真紅のウェアを着た人物がいた。それは、セバスチャン・ベッテル。セナがドライブした伝説の名車を見にきたのだ。
ルイス・ハミルトンやフェルナンド・アロンソなど、多くのドライバーがセナをヒーローとして愛する中、ベッテルは以前から「僕のヒーローはミハエル・シューマッハー」と公言してきた。しかし、それはベッテルがセナを尊敬していないという意味ではなく、ベッテルがカートを始めたとき、すでにセナがこの世を去り、遠い存在だったからにほかならない。
ベッテルもまた、セナを敬愛するドライバーのひとりであることは、今年のブラジルGPでは左手首にセナをオマージュしたリストバンドをしていたことでもわかる。そんなベッテルはセナの思い出を次のように語る。
「父がセナのファンで、1991年にセナがブラジルGP初優勝したときのレースをテレビで一緒に見ていたことを覚えている。ギヤが壊れて、それでも走り続けて……優勝した直後に、体が動かなくなって……。あのレースは忘れられない」
ベッテルは1987年生まれだから、4歳のときだ。
じつは、ベッテルも2011年のブラジルGPでギヤボックスにトラブルを抱えるという同じような状況に遭遇した。そのレースのことをベッテルは次のように述懐する。
「レースのかなり早い段階でギヤボックスにトラブルが発生した。ピットからの無線でショートシフトでギヤチェンジしていた。それでもレースが進むにつれて、状況はどんどん悪くなっていくし、最後はあらゆる場所をかなり高めのギヤで走っていたよ。そのとき、アイルトンことが頭をよぎった」
残念ながら、今年のブラジルGPではチームメイトと同士討ちに終わったベッテル。セナも多くの事故を乗り越えて、強くなっていった。最終戦に期待したい。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |