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F1第11戦ドイツGP FP2:速さを見せたフェラーリ勢が1-2。復調のガスリーはまさかのクラッシュ

2019年7月26日

 2019年F1第11戦ドイツGP金曜フリー走行2回目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手、15番手のピエール・ガスリーはクラッシュを喫している。


 午後になると暑さはさらに厳しくなり、FP2の始まる午後3時の時点で気温36℃、路面温度50℃。日なたを歩くのは、かなり辛いレベルだ。ちなみに中東バーレーンでさえ、今年の日中の最高気温は28℃でしかなかった。


 FP1でケビン・マグヌッセンにトラブルが出たハースが、序盤から積極的に周回を重ねる。ロマン・グロージャンは開幕戦オーストラリアGP仕様に戻し、マグヌッセンの最新仕様との比較テストを行っている。


 開始後13分、ルクレールがハードタイヤでトップタイム。約0.2秒差で、ミディアムタイヤを履いたセバスチャン・ベッテルが続いた。しかし遅れてコースインしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が、ミディアムで0.1秒しのぐタイムを出す。


 フェルスタッペンが出て行ったのは、開始後20分を過ぎてからだった。1周目の計測ラップで、いきなりハミルトン、ルクレールに次ぐ3番手タイムをマーク。ハミルトンからは約0.3秒落ちで、クルマの感触は悪くなさそうだ。


 開始後38分にはベッテルが、ハミルトンのタイムを0.5秒以上しのいでトップを奪う。ルクレールはさらにチームメイトより約0.1秒速い、1分13秒449の最速タイムを叩き出した。開始後1時間の時点で、ルクレール、ベッテルが1−2を形成し、ハミルトン、ボッタスが3、4番手。5番手フェルスタッペンは、首位ルクレールから0.684秒の差を付けられた。

2019年F1第11戦ドイツGP FP2でピエール・ガスリーがクラッシュしマシンが大破
2019年F1第11戦ドイツGP FP2でピエール・ガスリーがクラッシュしマシンが大破


 一方のガスリーはソフトタイヤでのマシン挙動に手こずり、トップから1.6秒落ちの15番手に沈んでいる。変わりにグロージャンが、フェルスタッペンからわずか0.064秒差の7番手と健闘している。


 終了17分前、ガスリーが最終コーナー立ち上がりでアウト側にはらみ、バリアに激突。マシン左側を大破させ、セッションは赤旗中断。メディカルカーが出動し、自力でコクピットから降りたガスリーはメディカルセンターに搬送された。


 8分後に、セッション再開。ガスリーの事故の直前にピットレーン出口で止まってしまったヒュルケンベルグは、再開後すぐにピットに戻り、早々に周回を切り上げた。ランス・ストロール7番手、セルジオ・ペレス10番手と、車体アップデートを投入したレーシングポイントが、2台揃ってトップ10入りした。

2019年F1第11戦ドイツGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2019年F1第11戦ドイツGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)



(Kunio Shibata)




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ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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