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2019年F1レギュレーション変更は「甘い考えに基づく改革」とレッドブル代表が批判

2019年2月8日

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1オーナーであるリバティ・メディアの2019年F1規定変更に対するアプローチについて「考えが甘い」と批判、チームが多額の負担を強いられることに不満を示した。


 オーバーテイクとバトルを促進するため、リバティ・メディアとFIAは、フロントウイングをより大型でシンプルなものにするなど新たな空力規定を導入した。


 2019年の新空力規定が期待どおりの効果をもたらすかどうかは、現時点では不明であるが、ホーナーは資金の無駄であると主張するひとりである。


「マシンの特性はコースのエリアによって多少変わってくる。だが、前のマシンにぴったりくっつけるかどうかという点については、何の違いも生じないと私は考えている」とホーナーは、今週ロンドンで行われたレッドブルのメディアイベントにおいて語った。


「ただし、シーズン序盤には、(規定変更に)うまく対応できるチームとそうでないチームが出てくるとは思う」


 F1のスポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンは、2019年の新規定は2021年に予定されている大規模なレギュレーション変更を評価するための第一段階にもなると主張している。ただ、確実な成果がみられなかった場合、試行錯誤で前に進んでいくとも述べており、ホーナーはこういった過程においてチームが被る損害は大きいと嘆いている。


「今年のこのフロントウイングの導入を急いだのは間違いだっただろうことを、彼らは受け入れてもいいのではないかと思う」とホーナー。


「彼らは2021年に向けた将来のコンセプトから、都合の良いものだけを選び出し、急いで現行マシンに導入した」


「問題を解決するための確実な策など存在しない。何であれ、他のすべての要素と調和する形で機能する必要がある」


「フロントウイングだけを変えて、レースが向上するというのは、あまりにも考えが甘い。しかもそれによって高額の出費が発生する。それを負担するのはチーム側なのだ」


 ホーナーは、F1のPRのための努力に関しては、リバティを褒め称えているが、技術面・財政面の2021年規定変更については、今も懸念を抱いている。


「レギュレーションに関するプランと2021年以降、経済的にF1をどうしたいかという構想について、懸念を感じる」とホーナー。


「改革する際には、公平で公正な基準で行うことが極めて重要だ。財政面の管理と規制は、公平に行うことが極めて難しい。彼らがどのような形で取り締まるのか、注目している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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