最新記事
- F1 Topic:オーストラリアGPでグリッドに3つ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第2戦】...
- F1技術解説:サウジアラビアGP(3)アップデ...
- F1技術解説:サウジアラビアGP(2)レッドブ...
- F1オーストラリアGPでグリッドボックスの幅が...
- オーストラリアで12年ぶりの勝利を狙うレッド...
- パドック裏話:角田裕毅のもとに昨年までリカ...
- 元F1王者ジョーンズ、同胞リカルドのF1復帰は...
- F1技術解説:サウジアラビアGP(1)レッドブ...
- ライバルへの遅れは「6カ月から12カ月の間」...
- ストロールの開幕戦欠場に備えてベッテル起用...
- 元BAR代表ポロックがF1参戦計画を発表。男女...
F1ボス、オーバーテイクのない開幕戦に危機感。バトルできるマシン目指し、新レギュレーション制定へ
2018年3月28日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、2018年開幕戦オーストラリアGPでオーバーテイクがほとんどみられなかったことに失望を示し、問題解決のためにすべての関係者が努力を行うべきであると語った。
オーストラリアGPでは、オーバーテイク促進のため、F1史上初めてDRSゾーンが3カ所設置された。しかし決勝2周目以降になされたオーバーテイクはわずか5回であり、マックス・フェルスタッペンは、自分がファンなら、あまりに退屈でテレビを消しただろうと発言している。
「重要な要素が欠けていた。それはオーバーテイクだ」とブラウンは決勝後に語った。
「開幕戦でオーバーテイクのシーンがほとんど見られなかった」
「前のマシンに近づき、ホイール・トゥ・ホイールのバトルをすることが可能なマシンにする必要がある」
「2台のスピード差が小さいと、アタックできるほど接近することがほぼ不可能だ」
「(ルイス・)ハミルトンと(セバスチャン・)ベッテル、フェルスタッペンと(ケビン・)マグヌッセン、フェルスタッペンと(フェルナンド・)アロンソ、(ダニエル・)リカルドと(キミ・)ライコネンの状況を見ればそれが分かる。ホイール・トゥ・ホイールのバトルができない。オーバーテイクの回数を増やすために、初めてDRSゾーンを3カ所設けたにもかかわらずだ」
オーバーテイクがほぼ不可能だった原因のひとつは、アルバートパークのコース特性であるが、2021年のF1テクニカルレギュレーション変更に取り組むブラウンは、マシンの問題を重要視している。ブラウンは、エキスパートに分析を依頼し、オーバーテイクとバトルを促進するための対策を探しているという。
「この問題に対して体系的なアプローチをとらない限り、状況は改善しないだろう」
「FIAやチームとともに、2021年に向けて目指していることのひとつは、ドライバーたちがコース上で他のマシンとバトルできるようなマシンにすることだ」
「そのために、FIAとF1は2台のモデルを使って空力面のリサーチプログラムを実行し、風洞とCFDで研究を行っている」
「今のパフォーマンスレベルを落とさず、ホイール・トゥ・ホイールのバトルができるようなマシンデザインを開発する必要がある」
ブラウンは、ファンの関心を引き付けることが何より重要であると強調した。
「F1ファンは優れたショーを見たがっている。コース上で見られる、最もエキサイティングで観客の目を引き付ける要素はオーバーテイクだ」
「F1のコミュニティー全体がこのニーズを満たすための努力をしなければならない。ファンこそが我々にとって最大の財産なのだから」
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
3/31(金) | フリー走行1回目 | 10:30〜11:30 |
フリー走行2回目 | 14:00〜15:00 | |
4/1(土) | フリー走行3回目 | 10:30〜11:30 |
予選 | 14:00〜 | |
4/2(日) | 決勝 | 14:00〜 |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 44 |
2位 | セルジオ・ペレス | 43 |
3位 | フェルナンド・アロンソ | 30 |
4位 | カルロス・サインツ | 20 |
5位 | ルイス・ハミルトン | 20 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
7位 | ランス・ストロール | 8 |
8位 | シャルル・ルクレール | 6 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 4 |
10位 | エステバン・オコン | 4 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 38 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 38 |
4位 | スクーデリア・フェラーリ | 26 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
6位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 4 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 1 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 0 |
10位 | マクラーレンF1チーム | 0 |

