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マクラーレンF1、ノーポイントに落胆「アロンソのスタートで夢を見たが、一瞬で現実に引き戻された」

2017年8月28日

 2017年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ストフェル・バンドーンは14位だった。


 10番グリッドからスタートしたアロンソは、スタートで7番手に順位を上げたが、ペース不足のため防御できずにポジションを落としていった。26周目、アロンソはエンジンに問題があると報告。チームは、データ上、異常は見られなかったというが、予防的措置でリタイアさせることを決めた。


 バンドーンは20番グリッドからスタートして、1周目に17位に上がったが、2回のピットストップで左フロントタイヤの交換に時間がかかり、セーフティカー出動も有利には働かず、ポイント圏内に入ることができずに終わった。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 ドライバーたちが力を尽くしたにもかかわらず、今日はマクラーレン・ホンダにとって非常に期待外れの一日になった。フェルナンドもストフェルも素晴らしいスタートを決めたため、さらに順位を上げられるのではないかという夢を見てしまったが、わずか数周でその夢は消えた。


 このサーキットでは苦労するだろうことは分かっていた。しかし週末をポジティブな形でスタートできたため、決勝日にはコース上でもっと優れたパフォーマンスを発揮できることを期待していた。しかし悲しいことに我々のパッケージは期待に沿った仕事をしなかった。恐れていたとおり、スパ・フランコルシャン・サーキットの長く過酷なストレートで、直近のライバルたちにプレッシャーをかけられると対処できず、ついていくことができなかった。
 
 フェルナンドは週末を通して全力を注ぎこみ、決勝スタートでは比類なき才能とテクニックを発揮して、すばやくポジションを上げた。しかし彼はそのポジションを守り切れずに手放すことになった。 


 ホームサーキットであるスパを愛し、よく知るストフェルも、強力なスタートを決めたが、その知識を活用することができないままに、ポイント圏から遠く離れた14位でレースを終えた。それでも彼は落ち着いた、堅実なレースをした。最後尾からスタートし、2回のピットストップでロスし、初のホームグランプリを迎えた彼を応援するために詰めかけた大勢のファンに報いるだけのパフォーマンスを発揮できないマシンに乗りながら、それでも全力を尽くしたのだ。



(AUTOSPORTweb)




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