アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、2023年シーズンを戦うマシン『AMR23』を2023年2月13日（月）に発表することを明らかにした。

　2022年のアストンマーティンは、前年に引き続きセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールを起用。シーズン前半戦は振るわないレースが続いたが、そんななか、ドライバーズタイトルを4度獲得しているベッテルが、7月末に2022年シーズン限りでの引退を発表した。

　シーズンの後半に入ると、アップデートされたAMR22の競争力が増したこともあり、アストンマーティンは入賞を重ねるようになった。ストロールはシンガポールGPで6位に、ベッテルも雨の日本GPで一時は最後尾に落ちるも6位に入賞するなど2台ともにポイントを稼ぎ、アストンマーティンは最終的に55ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権を7位で終えた。

　2023年はベッテルの後任としてアルピーヌからフェルナンド・アロンソが加入する。アロンソは最終戦後にアブダビで行われたテストにアストンマーティンから参加し、新シーズンに向けて動き始めている。さらに2023年には新しいファクトリーが完成する予定で、アストンマーティンのさらなるパフォーマンスの改善に期待がかかる。

　そんなアストンマーティンは、新車『AMR23』を2月13日（月）のGMT19時（日本時間14日4時）に公開するとチームの公式ツイッターで発表した。F1に参戦する全10チームのなかで一番最初に新車発表の日程を公開したアストンマーティンだが、大ベテランのアロンソを加えた新体制がどう機能するのか注目だ。

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