F1シーズン序盤に大量のポイントを逃したアロンソ、その損失は「受け入れられない」今後は新PU投入も避けられず
2022年10月5日
フェルナンド・アロンソは、今シーズンのアルピーヌのパフォーマンスを誇りに思っていると述べているものの、信頼性の問題で今年彼が失ったポイント数については「まったく受け入れられない」と批判的だ。
最近のアロンソはスペインGPからオランダGPまで10戦連続で入賞したが、水圧のトラブルによってその入賞記録はイタリアGPで止まってしまった。また先週末のシンガポールGPでは、エンジントラブルによってたった20周でリタイアすることを余儀なくされた。
シーズン序盤にリタイアが重なったことを考えると、アロンソは、ポイントの面では約60ポイントが現在までに失われたと見積もっている。
「約50(ポイント)のマイナスだったと思う。これでもう8ポイントだ」と日曜日のマリーナベイ・ストリート・サーキットでのレース後にアロンソは語った。
「だから1年で58ポイントや60ポイントのマイナスということになるが、僕のマシンには受け入れられないことだ」
「ランキングで僕に60ポイントを足して、他のドライバーからポイントを獲れるので彼らから10ポイントほど引けば、僕のチャンピオンシップははるかによいものになるし、メルセデスに近づくことにもなるだろう」
「それが、今年僕たちが出しているパフォーマンスをより正確に表したものだ。それについてはとても誇りに思っている。今日でさえ、僕たちはトップ5やトップ6を争っていた。でもランキングはパフォーマンスを表していない」
一部のアロンソのライバルとは対照的に、アルピーヌはシンガポールより前のベルギーでもイタリアでも、新しいパワーユニットを投入しなかった。しかしアロンソは、日曜日のレースでのリタイアについて、エンジンの走行距離に原因があったとは考えていない。
「エンジンの走行量は問題ないと思う」とアロンソは語った。「エステバンでさえ、より新しいエンジンでトラブルがあったと思う。だからそれが理由だとは考えていない」
「でも今後の数レースで新品のエンジンを投入しなければならないのは確かだ。いつになるかそのうち分かるだろう。さらにポイントが失われてしまう」
実際、オコンはシンガポールでアロンソのリタイアからわずか6周後にエンジントラブルに見舞われた。アルピーヌF1のチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、ふたりのドライバーに同じ問題が起きた可能性が高いと考えている。
「あいにくダブルリタイアとなった。我々には週末を通して非常に競争力があったので残念だ」とサフナウアーは述べた。
「両方のマシンに同様のパワーユニットトラブルが起きたようだ。詳細を調査するつもりだ。何が起きたのか根本の原因を特定し、再発を防ぐための予防策を講じることが重要だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
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