好調フェラーリF1、最速説は否定「本命は依然としてレッドブル&メルセデス」と代表
2022年3月14日
スクーデリア・フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットは、全チームのなかでフェラーリのマシンF1-75が現時点で最も優れているという見方を否定し、昨年同様、メルセデスとレッドブルがトップに位置していると主張した。
2回のF1プレシーズンテストで、フェラーリはペースにおいても信頼性の高さにおいても好調さを示した。
ライバルチームを含め、多数の人々が、フェラーリのマシンが現時点でベストであるとの考えを示しているが、ビノットは、自分たちは今も追う立場であると述べた。
「我々は本命ではない」と、3日間のバーレーンテストが終わった後にビノットは語った。
「本命は昨年ベストだったチームだと思う。彼らは強力だ。速さを発揮する能力があることを証明している、素晴らしいチームなのだ」
「彼らはコース上で極めて速いということを示している。彼らが本命であり、我々は追う立場にある」
「テストでいいスタートを切り、シーズンをいい形で始めた。それは事実だ。だが、優勝候補本命になるには、まずは良いレースを重ねていく必要がある」
ビノットは、レッドブルがテスト最終日に走らせたアップデート版RB18は強力であると述べ、低調に見えたメルセデスも開幕戦にはパフォーマンスを上げてくるとの考えを示唆した。
「レッドブルもメルセデスも、非常に強く速いマシンを持っていると思う。彼らは極めて強力なチームでもある」
「レッドブルは最終日にマシンのアップデートを導入し、改善を示した。彼らの開発能力がいかに高いかを証明している。メルセデスも、開幕戦までの間に改善していくだろう」
「彼らはとても強く、とても速い。私としては、自分たちが優勝を狙える立場になり、彼らに挑戦できることを望んでいる。それができれば素晴らしいことだ」
フェラーリが今、最も優勢であるとの見方を否定するビノットだが、テストがうまくいったことは間違いないと認めた。
「全体として、6日間のテストはうまくいった。クリーンに進み、走行距離も重ね、高い信頼性のなかで走行することができた」とビノットは言う。
「大量のデータを集めることが、シーズンスタートに臨むにあたり、非常に重要だった。マシンを理解し、マラネロのファクトリーでのあらゆるツール、シミュレーター、風洞とのデータ比較を行う上で、大事なことだった。その面ではポジティブな状況だと思う」
「6日間のテストを終えて、マシンについてしっかり理解できている。改善したのは間違いない。これからさらに向上させていくが、現時点でポジティブな状況であると言うことはできる」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
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