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ヒュルケンベルグ、2017年のF1レギュレーション変更の効果を疑問視

2017年1月6日

 ルノーの新たなドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグは、2017年のF1レギュレーション変更によってドライバーたちがレースでプッシュできるようになるのか疑問視している。 


 近年では、2010年のレース中の給油禁止、2011年のピレリタイヤへのサプライヤー変更など、レギュレーションの変更が行われてきた。ドライバーたちは、レース中に燃料を節約しタイヤ寿命も延ばす必要があるため長時間プッシュできなくなったと、たびたび苦情を出してきた。


 ピレリが導入するより新たなワイドタイヤの仕様を含め、今回の技術改訂はそうした点を2017年に改善することを目的としている。しかし、ヒュルケンベルグはそれがうまく機能するのかまだ確信を持てていない。


 F1の今年の方針を楽観的に捉えるかと聞かれたヒュルケンベルグは、以下のように語った。


「マシンとタイヤがどの程度走れるか、現時点では何とも言えない」


「まだ自分でそのタイヤの感触を確かめ、走っていないので、評価を下すには少し早い。実際にテスト走行して、数レース走ってみないと分からないんだ」


「あまりタイヤマネジメントしなくても、もっとプッシュできれば良いけど。まだそうなるかどうかは分からないよ」


 ヒュルケンベルグは、ドライバーたちがレースの最中ペースコントロールをしなくてはいけないことに「時々に制約を感じている」とし、こう付け加えた。「いつ勝負を仕掛けるのか、自身で判断しなくてはいけないんだ」


 ピレリのウエットタイヤは、2016年のシーズン終盤のブラジルGPでドライバーたちから酷評を受け、なかでも2007年ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは、ウエットタイヤの性能は10年前と比べても後退していると批判している。


 ピレリは続くアブダビGPでドライバーたちと状況改善の方法について議論し、新ウエットタイヤの開発を検討することになった。


 ヒュルケンベルグは、雨天のインテルラゴスで起きた問題は驚きではなかったと語った。


「問題点がブラジルGPの時に顕著に表れた。ウエットタイヤを水たまりの中でもグリップし、より多くの水はけができるよう改善しなくてはいけない」


「この問題のことはしばらく前から認識していたけど、ウエットコンディションのレースが少なかったために取り上げられなかった。でも、ちゃんと走れないという状況を踏まえてようやく取り上げられたんだ」


「(ブラジルGPでは)大雨ではなく小雨程度だったけど、アクアプレーニングを起こしてレースを止めるには十分だったよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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