最新記事
- アルファタウリ残留のガスリー、F1キャリア転...
- ピエール・ガスリー、2023年もアルファタウリ...
- スペインのマドリードが市街地コースでのF1開...
- F1フランスGPをニースで開催する可能性に言及...
- メルセデスF1 W13の実験的セットアップを担当...
- メルセデスF1、イギリスGPでアップグレードを...
- グランプリのうわさ話:チーム代表ミーティン...
- 7度のF1王者ミハエル・シューマッハー、地元...
- シルバーストンでアルピーヌ育成のコルドウェ...
- アルピーヌ育成のピアストリ、F1フランスGPで...
- レッドブルF1、人種差別的発言を行ったジュニ...
- メルセデスF1代表「ポーパシングはすでに解決...
F1スペインGP FP1:アップデート投入のフェラーリが1-2。初走行のデ・フリースは18番手、ビップス20番手
2022年5月20日
2022年F1第6戦スペインGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。
スペインGPは、真夏のような暑さで始まった。初日FP1の始まる午後2時の時点で、気温28.6度、路面温度45.2度、天候は快晴。セッション中の降水確率は0%だ。
そしてスペインGPでは例年、多くのチームがマシンに大幅な改良を施す。バルセロナ-カタロニア・サーキットがマシン性能評価に適したコースであること、そして開幕前テストで新車を走らせており、直接比較が可能だからだ。タイヤへの負荷が非常に高いコースでもあるため、最も固いC1〜C3が供給されている。
顕著に外観が変わっている例としては、アストンマーティンのサイドポンツーンがレッドブル風に変身しており、さっそく『グリーンレッドブル』と揶揄されている。一方、『本家』レッドブルは、フロントウイングとフロアに改良版を投入した。フェラーリはフロアとリヤウイングだ。
このセッションは、3人のリザーブドライバーが出場している。レッドブルがセルジオ・ペレスに代わってユーリ・ビップス、アルファロメオは周冠宇のマシンにロバート・クビサが乗り込み、そしてウイリアムズからはアレクサンダー・アルボンの代わりに、メルセデスのテストドライバー、ニック・デ・フリースが初めてF1公式セッションにデビューした。
ほぼ全員のドライバーが走り慣れたサーキットということもあるのか、ここまでスピンやクラッシュ、赤旗中断もなく、セッションは淡々と進んで行った。30分を終えた時点で、トップはフェルスタッペンの1分21秒876。0.870秒と大きく差をつけられて、ルクレールが2番手、ジョージ・ラッセル(メルセデス)3番手、デ・フリースがソフトタイヤ勢最上位の4番手につけた。
その後多くのドライバーがソフトを履き、サインツが1分19秒907で首位を奪う。ランド・ノリス(マクラーレン)2番手、角田も暫定3番手だ。しかしすぐにラッセルが2番手タイムを出した。ラッセルはハードタイヤでもソフトでも、上位の速さを見せている。ルイス・ハミルトン(メルセデス)はハードではチームメイトにコンマ5秒以上の差をつけられ中団に埋もれていたが、ソフトに履き替えて4番手。両者の差もコンマ2秒まで縮まっている。メルセデスは改良版投入の効果なのか、これまで苦しめられてきたポーパシング(激しい縦揺れ)は、それほどひどくないように見える。
このセッション、トップは1分19秒828のルクレール、0.079秒差で2番手サインツ。3番手のフェルスタッペンは、ルクレールからコンマ3秒以上の差をつけられた。4番手ラッセル、5番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、6番手ハミルトン、7番手ノリス、8番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、9番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、10番手角田だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
6/18(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/19(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/20(月) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 175 |
2位 | セルジオ・ペレス | 129 |
3位 | シャルル・ルクレール | 126 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | カルロス・サインツ | 102 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 77 |
7位 | ランド・ノリス | 50 |
8位 | バルテリ・ボッタス | 46 |
9位 | エステバン・オコン | 39 |
10位 | フェルナンド・アロンソ | 18 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 304 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 228 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 188 |
4位 | マクラーレンF1チーム | 65 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 57 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 51 |
7位 | スクーデリア・アルファタウリ | 27 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 16 |
9位 | ハースF1チーム | 15 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

