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ピケJr「ルノーに報いていきたい」

2007年12月22日

 ルノーF1のレギュラードライバーとなったネルソン・ピケJrは、ルノーが2008年のドライバーとして彼を選択してくれたことに対し、信頼に答えていく自信はあると述べた。

 ルノーは先週、フェルナンド・アロンソのチーム復帰を明らかにすると同時に、ピケJrを正ドライバーの昇格させると発表した。ピケJrは、ルノー会長兼CEOのカルロス・ゴーンとともにルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ・ブラジル大統領に会った後、全力を尽くしたいと語る一方で、地に足をつけて頑張りたいと述べた。

「キャリアを通して、僕はできるだけの結果を収めようと集中してきた。F1でも同じようにアプローチするつもりだ。ルノーが僕をドライバーとして選んでくれたことに対し、毎レースでマシンのポテンシャルについて冷静に対処し、一生懸命頑張ることで報いられると思っている。どのレースでも最善の結果を狙っていくが、地に足をしっかりつけることを忘れないで頑張りたい。INGルノーF1チームはトップチームだ。彼らは2度の世界王者に輝いているし、トップへの返り咲きも狙っている」

「1年間、サードドライバーとしてチームで過ごしたので、みんなのことを知っているし、チーム内での居心地もいい。彼らのやり方もわかっているので、僕がF1でレースを始めるにあたってたぶん一番いい道だと思う。小さい頃からF1でレースをするのが夢だった。そして、その夢をついに掴んだ。新しい局面が始まる。シーズンの開幕が待ち遠しいね」

 否が応でもついてまわる、3度の世界チャンピオンに輝いた父との比較について、どのように対処するつもりなのかと尋ねられると、父の業績はたしかにすごいが、自分自身の名声を確立したいと語った。

「僕はレースを始めてからずっと、常にネルソン・ピケの息子だというプレッシャーを感じてきた。僕の父はF1界の伝説だ。それが、世界中にたくさんいる彼のファンと同じように、僕にとっても誇りだ。僕の父は、僕の自慢だったし、これからもそうだ。父のサポートは、キャリアの早い段階において、とても重要だった。GP2シリーズにいたるまで欠かせなかった」

「だが、F1に昇格できたのは、僕に才能があるからであり、高いモチベーションとともにF1ドライバー目指して一生懸命頑張ったからだ。今度は僕が、たくさんの人々に僕のことを誇りに思ってもらえるように頑張りたい」




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