フェラーリ、タイトル争いでさらに不利な状況に「スタートを決めて、マクラーレンの前に出る」と予選5番手ルクレール
2024年12月1日
2024年F1カタールGPの土曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリントで5位、予選では5番手を獲得した。
ルクレールはスプリントを5番グリッドからスタート、1周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)にかわされて6番手に落ちた。しかし、タイヤを使いすぎたハミルトンがペースを落とし、ルクレールは全19周の13周目にポジションを取り戻し、18周目にファステストラップを記録して、5位でフィニッシュした。
予選では、Q3最初のアタックラップで暫定3番手となったが、最後のラップで十分なタイム更新ができず、マクラーレン勢に抜かれて5番手という結果にとどまった。
フェラーリは、コンストラクターズ選手権でマクラーレンに続く2位につけている。スプリントでフェラーリは4位と5位、マクラーレンはワンツーを飾ったため、両者のギャップは30ポイントに拡大した。
次戦最終戦で獲得可能な最大ポイントは44ポイントであるため、カタール終了時点でマクラーレンとの差が45ポイント以上に拡大した場合、フェラーリの敗北が決まる。また、リザルトの関係で、マクラーレンが今回優勝した場合には、44ポイント差でもフェラーリはカタールでタイトルの可能性を失う。
カタール暫定グリッドはフェラーリが5番手と7番手、マクラーレンは3番手と4番手となっており、現時点ではマクラーレンが有利な状況だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
スプリント 5位(5番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 5番手(Q1=2番手1分21秒278:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分21秒000:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分20秒852:ソフトタイヤ)
スプリントレースを走ってみて、このサーキットでは予選がとても重要であることを改めて思い知った。ルイスを追い抜くチャンスは一度あったけれど、ぎりぎりだった。このコースではDRSゾーンが短いので、オーバーテイクをするにはかなりリスクを負う必要があるんだ。
予選は5番手が今日可能な最大限の結果だった。自分のラップには満足しているし、今日はマシンから引き出せる力はこれ以上はなかった。
決勝に向けて、マクラーレン2台が僕たちのすぐ前のグリッドを確保したから、レースのスタートをうまく切って、最初の数周をしっかり走り、1台を抜き、その後にはもう1台にプレッシャーをかけることを目指す。
レースでの方がマシンのパフォーマンスが高いと確信しているものの、簡単なレースにはならないだろう。フリーエアでペースを発揮する機会があればいいね。
(autosport web)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |