連勝止まったフェルスタッペン「レースが最悪のシナリオに。SCの不利がなければ優勝を狙えた」レッドブル/F1第16戦
2023年9月18日
2023年F1シンガポールGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5位、セルジオ・ペレスは8位でフィニッシュした。フェルスタッペンの連勝は10でストップし、チームとしての連勝も15で止まる結果になった。
11番グリッドからハードタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、20周目、セーフティカーが出動し、多数のマシンがピットストップを行った際にステイアウトして、2番手に浮上した。しかし、他のマシンからの攻撃に耐えられず、6番手まで順位を落としたところで、ピットインしてミディアムに交換、15番手でコースに復帰した。その数周後にバーチャル・セーフティカーが出動するという不運もあったが、終盤は好調に他車をオーバーテイクしていき、5位を獲得した。
ペレスもフェルスタッペンと同様の戦略で走った。スタート直後に角田裕毅(アルファタウリ)との接触があったものの、序盤はグリッドと同じ13番手を走行。ステイアウトによって4番手に上がった後、チームメイトと同じく、ポジションを落としていき、7番手になった時にタイヤを交換。セカンドスティントは17番手からスタート、8位でフィニッシュした。
ペレスは終盤に起きたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)との接触について調査された結果、大部分の責任がペレスにあったと判断され、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科された。しかし後方に十分なギャップがあったために、ペレスは順位を落とさずに済んだ。アルボンは、接触の影響でポイント圏内から脱落した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(62周/62周)
11番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
今日はベストを尽くせたと思う。ペースは良かったけれど、セーフティカーのタイミングがついてなかった。それがなければ、トップ争いができる位置を走れただろう。
今日の戦略においては、ミスを一切しないことが重要だった。終盤はミディアムタイヤでポジションを上げていき、楽しむことができた。
今は、来週末の日本GPで優勝することを目標にしている。シーズン全勝を達成するためには、すべてのことが完璧でなければならない。今日のような日が来ることは分かっていたし、全く問題ないよ。
僕たちがどれほどの優位を築けるかということに、誰もが注目している。でも、実際にはそれがどんなに難しいことなのかということ、たくさんのことを正しく実行する必要があるということを、誰も理解していないんだ。
(レース後のインタビューで語り)セーフティカーに関してはすべてが不利に働いた。最悪のシナリオだったと思う。今日はやれることをすべてやったし、ペースも良かった。単に、セーフティカーのタイミングが不運だったんだ。セーフティカーが少しだけでも有利に働いていたら、トップのグループと戦っていただろう。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=8位(62周/62周)
13番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
あまり良い一日ではなかった。予想どおり、タフな日を過ごした。レースを通して苦しみ、何もうまくいかなかった。
セーフティカーは僕たちにとって良くないタイミングで出動したし、バーチャル・セーフティカーもそうだった。今日は僕たちの日ではなかったということだね。
他の皆とは違う戦略で走った。それが僕たちにできる最善のことだった。
この週末を終えた今、チームとして調査すべきことも、理解すべきことも、山のようにある。今回の問題はサーキットに関連するものだと思うので、次の週末には強さを発揮できるだろう。前を向いて、日本GPに期待しよう。
(autosport web)
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8/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
8/31(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 303 |
2位 | ランド・ノリス | 241 |
3位 | シャルル・ルクレール | 217 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 197 |
5位 | カルロス・サインツ | 184 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 164 |
7位 | セルジオ・ペレス | 143 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 128 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 50 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 446 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 438 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 407 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 292 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 74 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |