最新記事
- 「風評は瞬く間に拡散されてしまう」ミック・...
- FIA初のCEOナタリー・ロビンが1年半で退任。...
- ニューウェイ離脱に「彼の役割は変わった」と...
- アンドレッティの参戦を拒否したF1を米国下院...
- 【SNS特集】F1マイアミGP:初優勝のノリスが...
- 悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕た...
- レッドブル&HRC密着:敗因はフロアのダメー...
- 【角田裕毅F1第6戦分析】“ベストなレースタイ...
- マグヌッセンへのペナルティの累積方法にマク...
レッドブル&HRC密着:Q3終盤に黄旗でポールを逃したフェルスタッペン。2番手から昨年逃した優勝を狙う
2022年7月3日
レッドブルとマックス・フェルスタッペンにとって、F1イギリスGPは特別なグランプリだ。それは、チームのファクトリーがシルバーストンから車で約30分のミルトンキーンズにあるという理由だけではない。昨年のイギリスGPで失ったものを今年こそ取り返しに来たからだ。
昨年、フェルスタッペンはチャンピオンシップで2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)に32点差をつけてシルバーストンに乗り込み、F1史上初となったスプリント予選を制してポールポジションから日曜日のレースをスタートした。しかし、オープニングラップでフェルスタッペンとハミルトンは接触し、フェルスタッペンはリタイア。ハミルトンが優勝したため、その差が一気に縮まり、その後の大混戦となる布石となった。
レッドブルもイギリスGP前までに5連勝を飾り、コンストラクターズ選手権でメルセデスに44ポイント差でイギリスGPに臨んだが、レース後わずか6ポイントまで縮められ、その後、逆転を許してコンストラクターズタイトルを逃す要因となった。もし、昨年のイギリスGPでフェルスタッペンが優勝していれば、レッドブルは2冠を達成していたはずだった。
しかし、今年もシルバーストンはフェルスタッペンに冷たい。フェルスタッペンはスタンドから何度かブーイングを浴びせられただけでなく、ドライコンディションで行われた土曜日のフリー走行3回目は2位以下にコンマ4秒以上の差をつけてトップだつたにも関わらず、予選直前に雨が降り出し、ウエットコンディションとなった。
雨が降れば、速さ以外の要素が絡むため、フリー走行3回目でトップに立ったフェルスタッペンにとっては、この雨は決して恵みの雨ではなかった。それでも、フェルスタッペンはQ1とQ2をそれぞれトップタイムで通過。Q3もスピンを喫しながらも、途中まで暫定ポールポジションを叩き出していた。
Q3終盤にカルロス・サインツ(フェラーリ)に逆転され、ポールポジションは逃したが、これも最後のアタックでシャルル・ルクレール(フェラーリ)がスピンしてイエローフラッグが出ていたためだった。
この日、コース上でドライでも、ウエットでも最も速かったのは、フェルスタッペンだった。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |