ノリス、赤旗時のタイヤ交換規則を「撤廃すべき。すべてを台無しにされる」と厳しく批判/F1第21戦
2021年12月7日
マクラーレンF1チームのランド・ノリスは、F1第21戦サウジアラビアGP決勝レースの最中、何度も不運な局面に遭遇し、さらに彼が「歴史から抹消してほしい」と望んだあるF1規則にも翻弄された。
12月5日(日)に行われた決勝レースを7番グリッドからスタートしたノリスは、ミック・シューマッハー(ハース)のクラッシュでセーフティカーが導入されるまでの10周にわたり、そのポジションを維持していた。
ただひとりソフトタイヤでレースに臨んでいたノリスは、そこでハードタイヤに履き替えたものの、結果的には悲惨なタイミングでのピットストップとなってしまった。そのすぐ後に赤旗が振られて、ライバルたちの多くが自動的にタイヤ交換の機会を得たためだ。あおりを受けたノリスは、14番手にまで順位を下げた。
レース終了後、ノリスはレース中断時のタイヤ交換を可能にする現行規則を激しく批判した。
「とにかく、この規則は撤廃すべきだ。破棄すべきだ。この条項が歴史から完全に抹消されるまで、ひたすら削除キーを押し続けるべきだ」とノリスは語った。
「何度も理不尽な目にあったよ。赤旗にすべてを台無しにされる。そこでほとんど全員に追い抜かれてしまうんだ」
「それから(セルジオ・)ペレスとのクラッシュについても、左側にいた僕はまたもや不運だった。右側へ行けなかったんだ。その後、みんながまるでカミカゼのように互いにクラッシュし合っていた」
「1ポイントを稼ぐにしては、とにかく長いレースだった。何も得られないよりはマシだけれどね」
「ここは、走っていて楽しいコースだと思う。とはいえ、1ポイントのためにこれほどのエネルギーを費やしたんだ。これで僕は4戦連続、1ポイントか2ポイントに終わっている。受け入れ難いよ」
自分のフラストレーションはさておき、ダニエル・リカルドがうまい走りで5位に入れたことには安堵している、とノリスは語った。赤旗に伴うタイヤ規則に強い不満はあるものの、それによってチームメイトが実際に得をしたからだ。
「僕は(この規則の)あおりを受けたけれど、ダニエルにとってはこれが味方をして5位に入ったのだから『利点』もある、ということなのだろうね」とノリス。
「仮に僕たちがふたりともピットストップをしていたら、想像し得る最悪の日になっていたかもしれない」
「僕の側からすれば、今日は満足しているよ。可能なときには良い仕事ができたと思うし、我慢することもできたしね。なにしろ僕の前で多くのドライバーがクラッシュしていたのだから」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
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予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |