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F1ドライバーたちの2021年推定年収。ハミルトンがトップ、2位にフェルスタッペン
2021年8月8日
ビジネス誌『フォーブス』が2021年F1第10戦までの成績をもとに、チームからF1ドライバーたちに支払われるサラリー額を試算した。トップは当然のことながら、現F1世界王者のサー・ルイス・ハミルトンだ。
F1ドライバーのサラリーは公表されないが、『フォーブス』は、財務文書、法務文書、報道機関からのリーク、業界関係者およびコンサルタントとの会話などを通して独自の調査を行った。ベースサラリーおよびポイント/優勝/タイトル獲得に伴うボーナス額を導き出し、第10戦までの成績をもとに、シーズン全体のボーナス額を予想し、2021年にチームから得られる収入として推定したのが、今回発表された数値だ(税金やエージェントの手数料は差し引かれていない)。
ハミルトンが今年も他のライバル勢を大きく引き離し、総額6200万ドル(約68億円)の収入を得ると試算された。これには5500万ドル(約60億円)の基本報酬と、ボーナス700万ドル(約8億円)が含まれている。第10戦終了時点でハミルトンはドライバーズランキング2位だったため、タイトル獲得のボーナスは含まれていない。
圧倒的な差をつけて7度目の世界タイトルを獲得した昨シーズンの推定収入は6600万ドル(約72億円)だった。ハミルトンは2014年にフェルナンド・アロンソからトップを奪って以来、最も収入額が高いドライバーの位置を守っている。
2位とされるのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだ。基本報酬2500万ドル(約27億円)とボーナス1700万ドル(約19億円)で、合計4200万ドル(約46億円)と推測されている。
3位はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、4位はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、5位はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、6位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、7位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)とダニエル・リカルド(マクラーレン)(同額)、9位はランド・ノリス(マクラーレン)、10位はカルロス・サインツ(フェラーリ)というトップ10になっている。
■2021年F1ドライバー年収ランキング(『フォーブス』調べ)
順位 | ドライバー | 推定年収 |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス) | 6200万ドル(約68億円) |
2 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) | 4200万ドル(約46億円) |
3 | フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) | 2500万ドル(約27億円) |
4 | セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) | 1800万ドル(約20億円) |
5 | セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) | 1500万ドル(約16億円) |
6 | シャルル・ルクレール(フェラーリ) | 1200万ドル(約13億円) |
7 | バルテリ・ボッタス(メルセデス) | 1000万ドル(約11億円) |
7 | ダニエル・リカルド(マクラーレン) | 1000万ドル(約11億円) |
9 | ランド・ノリス(マクラーレン) | 900万ドル(約10億円) |
10 | カルロス・サインツ(フェラーリ) | 800万ドル(約9億円) |
トップ10のドライバーたちを合計すると、彼らは2021年に総額2億1100万ドル(約231億円)を稼ぐことになると推定される。2021年現在、各チームはそれぞれ1億4500万ドル(約160億円)の支出制限内で運営しているが、この制限には今のところドライバーの報酬は含まれていない。
『フォーブス』が発表した額には、個人のスポンサー契約からの収入は含まれていない。ハミルトンは、そういった契約からさらに1200万ドル(約13億円)の収入を得ていると見られており、こうしたスポンサーの多くがメルセデスF1チームも支援している。フェルスタッペンが得ている個人スポンサー料は100万ドル(約1億円)と推測されている。
ハミルトンはメルセデスとの契約を2年間延長し、同チームに2023年末までとどまることを決めた。ハミルトンは、2000万ドル(約22億円)を投じて慈善団体『ミッション44』を設立。この団体はイギリス国内のマイノリティグループに属する若者の支援と援護を行い、励ますための活動を目的としている。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |