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キャリア初走行のバクーでベストリザルト「確実に前進している」/角田裕毅の海外メディア評 F1第6戦

2021年6月11日

 波乱のレースとなったF1第6戦アゼルバイジャンGP。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は予選で初のQ3進出を果たすと、7番手からスタートした決勝ではライバルを抑えながら順調に周回を重ね、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のクラッシュにより6番手で赤旗中断を迎える。リスタート後に2台に抜かれはしたものの、前を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)のミスにより角田は7位でフィニッシュ。開幕戦以来のポイントと、自己ベストリザルトを獲得した。


 角田自身はリスタート後にポジションを落としたことに悔しさを見せるが、第2戦以降厳しいレースが続いた彼にとっては名誉挽回のレースとなったことは間違いない。そんな角田のアゼルバイジャンGP週末を海外メディアはどう捉えたのだろうか。今回も彼らの評価を見ていこう。


 イギリスの放送局スカイ・スポーツによる採点はランド・ノリス(マクラーレン)に次ぐ7.5点(10点満点中)。ここ数戦は全ドライバー中の最下位近辺の点数が続いていた角田にとっては開幕戦以来の高得点だ。スカイは角田がアゼルバイジャンGPの前に、アルファタウリのファクトリー近くに引っ越しトレーニングに励んでいたことに触れ、「この準備は間違いなく功を奏した」とコメント。「まだガスリーを上回ることはできていない」と指摘しつつも、「確実に前進している」と締めくくった。


 3位表彰台に立ったチームメイトのガスリーと比べると7位という結果は多少見劣りするが、角田にとってバクーはキャリア初走行のコース。そこで予選の接戦を制してQ3に進出し、堅実なレース運びを見せたことがスカイの好評価につながった。


 F1サイトのF1iも同じく10点満点中の7.5点を角田につけた。こちらも全20人のドライバー中ノリスと同率の6番目の点数。スカイ同様、「新しい環境はすでに効果を発揮しているようだ。この週末にはヘルムート・マルコでさえも文句を言えないだろう」と角田に対する叱咤がたびたびメディアに報じられてきたレッドブルF1首脳のマルコ氏を引き合いに出しながら、角田の走りを称賛した。


 両メディアが触れている通り、イタリアに移住しアルファタウリのチーム代表フランツ・トスト氏の監督下での新生活を始めた角田。もちろんこれだけが好成績の要因ではないだろうが、来週末のフランスGPから始まる3連戦に向けて彼の調子が上向いていることは間違いない。本人も課題と認めるスタートを改善し、さらなる好成績が得られることを期待したい。

2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)



(autosport web)




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