ノリスが黄旗でQ1敗退。マクラーレンは「必要のないイエローで大きな損失を被った」とFIAに対し不満を表明
2024年9月15日
2024年F1アゼルバイジャンGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスはQ1で敗退し16番手、オスカー・ピアストリは2番手だった。
ノリスはQ1最後のアタックで、Q2に進むのに十分なラップを記録できる見込みだった。ターン16でワイドになった後、ノリスはエステバン・オコン(アルピーヌ)に追いついた。オコンはバリアに衝突した後、低速で走行していた。ラップの大部分は、低速走行車の存在を知らせるホワイトフラッグでカバーされたが、ノリスが追いついたターン18と19のエリアでは短時間、イエローが表示されたため、ノリスは大幅に減速。アタックラップを断念し、そのままピットに戻り、Q1敗退が決まった。
ノリスは17番手タイムを記録した後、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の失格により、16番手に繰り上がった。ドライバーズランキング2位に位置するノリスにとって、今回のQ1敗退がタイトル争いに大きく影響する可能性がある。
チーム代表アンドレア・ステラは、このイエローフラッグは必要のないものだったと主張している。
「なぜあの時点でイエローフラッグが掲示されたのか、FIAと話し合っている。大きな損失になった」とステラは『Sky Sports』に対してコメントした。
「単に低速で走行しているマシンがいる場合は、イエローフラッグは必要ない。理想的には、規則上で、起こるべきでない状況が起きた。そして我々がその代償を払ったのだ」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 3番手(1分42秒737:ソフトタイヤ/15周)
予選 16番手(Q1=16番手1分43秒609:ソフトタイヤ)
Q1でノックアウトされたのは悔しいけれど、僕にはどうすることもできなかった。イエローフラッグが提示されたためにスピードを落とした。それで、ラップを決めるチャンスがなくなった。それまではペースは良さそうだったので、問題なくQ2に進出できたと思う。
悔しいけれど、明日最大の結果を出すためにどうすべきかを考えることにする。ここはオーバーテイクがたやすいトラックではない。でもバクーではしばしばチャンスが訪れるから、状況を見ていくよ。今夜懸命に取り組んで、明日何ができるかを考える。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 4番手(1分42秒749:ソフトタイヤ/14周)
予選 2番手(Q1=3番手1分43秒033:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分42秒598:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分41秒686:ソフトタイヤ)
2番手からスタートできるのはうれしいね。ここはコミットメントが報われるコースだ。最後のアタックラップでは、自分には失うものがそれほど多くないと分かっていたから、ベストの結果を出すために、マシンのポテンシャルを最大限に引き出そうとして、それに成功したと思う。理想よりもウォールに近付きすぎてしまったけれど、Q3での自分のパフォーマンスに大満足だ。
このスターティングポジションなら、レースに向けて楽観的に考えることができる。僕たちのペースは良いけれど、フェラーリも遅くはないから、エキサイティングなレースになるだろう。明日、何ができるか確認するのが楽しみだ。
(autosport web)
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

