F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ甘口コラム カナダ&ヨーロッパGP編:バクーを「勇気付けられる結果」と評した理由

2016年6月25日

 カナダGPのレースで燃費に苦しんだホンダ。カナダGPから2週連続で開催されたアゼルバイジャンのバクー・シティ・サーキットは、モントリオールよりも全開率が高く、連続全開時間も長い。それゆえ、単純に考えれば、燃費に厳しいレースが予想された。

 それはアゼルバイジャンでの初めてのF1となったヨーロッパGP直前の長谷川祐介総責任者の言葉からもうかがえた。
「16コーナーを過ぎてから1コーナーまでの約2kmはほぼ全開で、トップスピードの差が出やすいので、われわれにとっては厳しい区間です。また、カナダでは回生したエネルギーを燃費側に回すのか、パワー側に回すのかバランスが難しい面もありましたが、バクーは使っても使ってもデプロイが足りないので、使うしかない。そういう点では悩む必要がありません。ただし、その分、燃費はきつくなります。今回もレースは厳しくなると思います」

 しかし、フェルナンド・アロンソはギヤボックストラブルでリタイアしたが、チームメートのジェンソン・バトンは、10位のフェリペ・マッサから19秒差でフィニッシュした。しかも、トップと同一周回の51週を走りきった。1戦前のカナダが1ラップダウンで、10番手と27秒差だったから、上位陣との差は確実に縮まった。ヨーロッパGPを11位で完走したバトンも、「19番手からのスタートだったが、レースは楽しめた。11位なら悪くない」と、ポイント獲得はならなかったものの、自身のパフォーマンスには満足していた。

 では、ホンダのパワーユニットはカナダGPとヨーロッパGPではハード的には何も変わっていないにもかからわず、なぜバクーで燃費に苦しまなかったのだろうか。それは、カナダとダウンフォースのレベルが異なっていたからである。

 マクラーレンはカナダでは雨が降ることを予想して、空力のセッティングは若干ダウンフォースを付け気味にしていた。しかし、ヨーロッパGPは週末を通して完全なドライコンディションが予報されていたので、マクラーレンはストレートエンドでのスピードを重視して、空力は軽めのセットで土日を戦うことにしていたのである。



レース

11/28(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/29(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/30(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位ランド・ノリス390
2位オスカー・ピアストリ366
3位マックス・フェルスタッペン366
4位ジョージ・ラッセル294
5位シャルル・ルクレール226
6位ルイス・ハミルトン152
7位アンドレア・キミ・アントネッリ137
8位アレクサンダー・アルボン73
9位アイザック・ハジャー51
10位ニコ・ヒュルケンベルグ49

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム756
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム431
3位オラクル・レッドブル・レーシング391
4位スクーデリア・フェラーリHP378
5位ウイリアムズ・レーシング121
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム90
7位マネーグラム・ハースF1チーム73
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム72
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー68
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号