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好調Fインディア、打倒ウイリアムズ掲げるも開発の主軸を2017年マシンへ

2016年6月22日

 フォース・インディアはチームの主要なリソースを2017年のF1マシン開発に割り当て、2016年シーズンは現在のパッケージを最大限に活用する方向にシフトした。


 2016年シーズンにポイントと賞金をできるだけ多く獲得する方向に割り当てるか、レギュレーションの大幅変更で順位が変動するであろう2017年に割り当てるか。F1チームは現在、予算の配分に悩まされている。


 フォース・インディアは先月のスペインGPで大きなアップデートを導入し、セルジオ・ペレスがこの3戦で2度の表彰台を獲得。チームは来シーズンを見据えての開発を進めるため、今シーズン中のアップデートは見込めないことになり、現在のパッケージを最大限に活用していくという。リソースの割り振りについて、チーム代表のボブ・ファーンリーは以下のように語る。


「他のチームと同様に、(リソースの)切り替えはすでに始まっており、いまのマシンに大幅な力を注ぐことはなくなる。現在のセッティングから引き出せるものは、まだたくさんある」


 主要なリソースの切り替えはすでに始まっているかと聞かれると、ファーンリーは「おおよそは始まっている」と答えた。


「我々は、いまあるものを開発していかなければならない。来シーズンはレギュレーションが大幅に変わることになり、優れた設計チームを持つ我々にとってはチャンスとなるだろう。白紙で始まる来シーズのチャンスを手放すようなことは、絶対にしたくない」


 ファーンリーは今シーズンの目標を、コンストラクターズランキング5位をキープすることだとしている。バクーでペレスが3位表彰台を獲得したことで、チームは現在6位のトロロッソを37ポイント上回り、4位のウイリアムズからは31ポイント差となっている。


「バクーでは我々自身の力と、トロロッソがノーポイントに終わったことで、この目標が達成できた。今後も努力を重ね、ウイリアムズを追っていく。トロロッソは強いチームなので、誠実な戦いを続けなければならない。5位というポジションが、我々には必要だ。ウイリアムズに追い越せそうならばやってみるが、5位を維持できれば、良いシーズンだったと言えるだろう」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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