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今宮純によるロシアGP ドライバー採点&短評
2016年5月6日
今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。週末を通して、22人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選ぶ。レース結果だけにとらわれず、3日間コース上のプレーを重視して採点する。
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☆ キミ・ライコネン
今シーズン、4番手が定位置になってきている。ここでもFP1〜予選すべて4位、Q3でバルテリ・ボッタスに先行された(2位タイムのセバスチャン・ベッテルがペナルティ降格でグリッド3位に)。決めのアタックラップに細かなミスが出て、1周をまとめきれない。それを認める最年長ベテランもレースでは黙々と燃費セーブ、表彰台を確保。メルセデス1-2を脅かすにはマシン戦闘力がもうひとつだったソチ。チームも彼も不完全燃焼が続く。
☆☆ バルテリ・ボッタス
コーナーのクリッピングポイント通過スピードが目に見えて速い。3年連続予選3位、ここのリズムをつかんでいる。16周目まで2位をキープするもスーパーソフト劣化が進みピットへ、FW38に潜む弱点だ。後半37周もロングスティントを強いられ、慎重にカバーし4位入賞(フェリペ・マッサは28周しかもたなかった)。
☆☆ カルロス・サインツJr.
ストップ&ゴーに弱いトロロッソ、加減速時にダイナミック・ダウンフォース中心が変動しすぎるのか。それをあやすかのようにFP2のロングランで好タイムを刻んでいた。スタート成功もクビアト事故のデブリを拾い、そこからレースが狂う。11周目に早くもタイヤ交換、さらにジョリオン・パーマーとの接触で厳しいペナルティ、それでも41周超ロングスティント遂行。地味でも堅実な12位。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

※オーストリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

