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バトンの残留をチームは切望も「無理強いできない」

2015年9月25日

 マクラーレンのチーフオペレーティングオフィサー、ジョナサン・ニールが、ジェンソン・バトンの去就について聞かれ、チームとしてはなんとか残留させたいと考えていると語った。

 一部イギリスメディアが、バトンは今季末でのF1引退を日本GPの週末に発表する見込みだと今週報じた。シンガポールGPでバトンは、後方でのレースを強いられF1で走る喜びを感じられなくなってきていると示唆し、「自分で決断を下した。それが重要なことだ」「ホームグランプリで発表するのが一番いいけれど、まだどうなるかは分からない」と発言していたため、うわさに拍車がかかっていた。

 しかし木曜に行われたFIAの記者会見では、バトンは「チームと話し合いをしているところだ。いい話し合いだ」「来年に関しては選択肢が山ほどある。それしか申し上げられない」と述べ、まだ決断は下していないと示唆した。

 金曜のFIA記者会見に出席したジョナサン・ニールは、チームはバトン残留を望んでいるが、バトン本人の気持ちが重要であると語った。

「彼と話し合いを続け、彼が残ってくれるという確信を持つために、やれるだけのことをやっている。そうなることを願っている」とニール。

「ジェンソンの今後についてはかなり話し合いを重ねている。ジェンソンは素晴らしい人物であり、ワールドチャンピオンであり、我々ファミリーにおいて重要な存在だ。我々は彼との契約を有している」

「我々としては彼に残ってもらいたい。彼のことが大好きだしね。だがドライバーがチームに残りたくないと思っているなら、それを尊重するしかない」





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