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トラブル克服のロズベルグが首位発進

2015年7月3日

 2015年F1第9戦イギリスGPは3日、シルバーストン・サーキットで1回目のフリー走行が行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 グランプリ初日を迎えた金曜日のシルバーストンは早朝から青空が広がり、午前10時ちょうどに1回目のフリー走行がスタートした。セッション開始時の気温は18度、路面温度は31度を記録。タイヤはプライムがハード、オプションにミディアムが採用されている。

 今回のFP1では、ロータスがロマン・グロージャンに代えてジョリオン・パーマーを起用。ザウバーではリザーブドライバーのラファエル・マルチェッロがマーカス・エリクソンのC34をドライブし、ウイリアムズも昨年に続いてスージー・ウォルフが母国ファンの前でバルテリ・ボッタスのFW37を走らせた。

 セッションが始まると、メルセデスをはじめとする各マシンが序盤から積極的に周回を重ねていくが、前戦オーストリアでキミ・ライコネンと絡んでクラッシュ、エンジンにダメージを負ったフェルナンド・アロンソは、今回搭載している使用済みのエンジンマイレージを考慮して最初の1時間はガレージで待機。ホームレースとなるジェンソン・バトンも最初のインスタレーションラップを終えたところで早くも大掛かりな作業に入ってしまい、マクラーレン・ホンダは2台ともがセッション前半を棒にふることになった。

 一方、コース上では、メルセデスのロズベルグが開始15分過ぎに油圧のトラブルに見舞われて、いきなりのストップ。チームメイトが順調にトップタイムを更新するなか、ロズベルグのガレージでもメカニックによるユニットの交換作業が行われることとなった。
 しかし、そのロズベルグはセッション終盤に見事復帰を果たすと、コースコンディションの向上も重なっていきなり2番手タイムをマーク。さらにアタックを続けたロズベルグは、ギヤチェンジの際の違和感を訴えるも、ハミルトンのタイムを上回って首位に浮上、チェッカー間際にはさらにベストタイムを更新した。

 結局、終盤はロングランへ移行したハミルトンがそのままタイムを更新しなかったこともあり、ロズベルグがわずか12周の走行ながらトップでFP1を終了。コンマ1秒差の2番手にハミルトンが続き、トロロッソのマックス・フェルスタッペンが、途中にMGU-Hのトラブルで若干時間をロスしたフェラーリのライコネンを抑えて3番手。チームメイトのカルロス・サインツJr.もセバスチャン・ベッテルを上回る5番手につけるなど、トロロッソの若いふたりが幸先のいいスタートをきっている。

 マクラーレン・ホンダの2台は、アロンソが残り約30分のタイミングでコースに向かったが、6周を走ったところでトラブルが発生して再びピットイン。セッション終了前になんとか復帰を果たしたものの、トータルの周回数は12周。残り約10分で同じくコース復帰を果たしたバトンも合計10周と、少ない周回にとどまる結果となった。

 Bスペックと呼ばれるVJM08を投入してきたフォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグが28周を走って9番手タイムをマークしている。




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