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高温なら高いレベルのデグラデーションを予想

2015年6月30日

イギリスグランプリ プレビュー:
2015年7月2-5日 シルバーストン

タイヤレンジ中で最も硬い2つのコンパウンドが、タイヤに高い負荷を課す高速サーキットのシルバーストンに臨む
特に高温のコンディションになった場合、高いレベルのデグラデーションが予想される
シルバーストンは、ピレリにとって第2のホームレース:
近隣のディドコットに、「CENTER OF EXCELLENCE」と呼ばれる技術拠点を構える

2015年6月29日、ミラノ
シルバーストンで行われるイギリスグランプリ用として、P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤが選択されました。シルバーストンは、流れるようなレイアウトの高速サーキットで、特に数多くの高速コーナー通過時にタイヤに高い負荷を課します。したがって、特に予報通り気温が高くなれば、摩耗とデグラデーションが非常に大きくなります。Formula Oneカレンダー中でも屈指の高速サーキットで、伝統的なグランプリ開催地であるシルバーストンは、ピレリにとってのホームレースの舞台でもあります。シルバーストンから車で1時間弱のディドコットに、ピレリは、Formula One用の流通ハブと最先端技術拠点を構えています。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「とても見識の深い熱狂的なイギリスのファンに囲まれるシルバーストンを訪れることを、いつも素晴らしく感じます。シルバーストンは、ドライバーが観衆の歓声を感じることができる数少ないサーキットのひとつです。シーズン中で最大の横方向の荷重を課すシルバーストンには、昨年同様、タイヤレンジ中で最も硬い組み合わせで臨みます。シルバーストンは、タイヤのコンパウンドとタイヤ構造の両方に厳しいサーキットです。したがって、予報通り気温が高くなれば、1ストップもしくは2ストップになると思います。しかし、これまでも、温暖な気温が予報されていながら伝統的なブリティッシュウェザーに遭遇したことも珍しくありません。各チームは、あらゆる事態に備えつつ、セッションごとではなく、レース週末全体を通じてタイヤを最大限に活用することを考えなければなりません。シルバーストンは、勇気と覚悟が報われるサーキットですから、きっと素晴らしいレースになると思います」

タイヤにとってのチャレンジ:
流れるような高速コーナーの連続が有名なシルバーストンは、5Gに達する負荷を常にタイヤに課します。各チームは、ハイレベルのダウンフォースセットアップを使用するため、タイヤに縦方向と横方向の負荷が同時にかかることも珍しくありません。ストレートとブレーキングエリアは比較的短いので、各チームは、タイムをロスすることなく、空力を最大限に活用して走行することができます。

シルバーストンのアスファルトはグリップレベルが高いことから、タイヤはさらに酷使されることになります。2013年からFormula Oneの中継に導入されたお馴染みのサーマルカメラを通じて、110°Cに達するトレッド表面温度を確認することができます。

昨年、ピレリは、Formula One史上初めて18インチのタイヤによる走行をシルバーストンで行い、テクノロジーの進化を示しました。18インチタイヤによるデモ走行は、グランプリ後の公式テストにおいて、シャルル・ピックがドライブするロータスのマシンで行われました。

昨年の戦略とレースの概要:
昨年は、メルセデスのルイス・ハミルトンが、2ストップ戦略で52周のレースを制しました。ミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、24周目にハードへ、41周目に再度ハードへ交換しました。レース序盤の赤旗中断により、リスタート時にグリッド上でのタイヤ交換が可能になりました。この点が戦略に大きな影響を及ぼし、トップ10中の7名が1ストップでフィニッシュすることができました。

予想される両コンパウンド間の性能差:ラップあたり1.0 − 1.2秒

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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