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ハミルトンがロズベルグとの激戦を制しV。セブ4位

2014年5月11日

Sutton
 2014年F1第5戦スペインGPは11日(現地時間)、バルセロナ近郊にあるカタルニア・サーキットで66周の決勝レースが行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインで今シーズン4勝目を挙げた。ケータハムの小林可夢偉はリタイアに終わった。

 ヨーロッパラウンドの緒戦となる第5戦スペインGP。舞台となるカタルニアには今年も例年どおり各チームが大幅なアップデートパーツを投入してきたが、前日の予選ではまたもメルセデス2台がフロントロウを独占し、ライバルに対してさらなるギャップを築いた印象だ。

 迎えた決勝日の天候は快晴。気温24度、路面温度は37度を記録した。予選でコース上にストップし、10番手に終わったセバスチャン・ベッテルはギヤボックスを交換したため5グリッドの降格で15番手からのスタートに。またトロロッソのジャン-エリック・ベルニュも初日に受けたペナルティで10グリッド降格、可夢偉の後ろ21番手グリッドにつけた。

LAT
 レースは、スタートを決めたハミルトンとニコ・ロズベルグが1コーナーを奪うと、序盤から1-2態勢で後続のライバルを一気に広げる理想的なレースを展開する。ほぼ2秒間隔で周回するシルバーアローは、スタートで3番手に浮上したバルテッリ・ボッタス以下を周回ごとに引き離していき、5周目には8秒、10周目には15秒と圧倒的なリードを築き、レース中盤を前に完全な独走状態に持ちこんだ。


 一方、3番手のボッタスは背後につけるダニエル・リカルドのプレッシャーにさらされ何度かオーバーテイクを仕掛けられる。しかしボッタスは必死にポジションを守ると、14周目に早くもリカルドがピットに飛び込み3ストップ戦略に打って出る。対する2ストップのボッタスは、20周目に最初のピットを行い4番手へポジションを下げた。

 レース中盤、20周前後に1回目のピットを終えたハミルトンとロズベルグのポジションは変わらず。だが、なんとか逆転を狙うロズベルグはセカンドスティントでハードタイヤを装着、最終スティントでハードタイヤを履くハミルトンにミディアムタイヤで挑戦する戦略に出る。
 ロズベルグは45周目の最後のピットインまで3秒台のギャップで留まると、50周目以降から徐々にその差を詰めていき、59周目にはついに1秒以内に迫った。対するハミルトンは左フロントタイヤにグレイニングの症状を抱えるながらも防戦。レースは残り5周で一気にヒートアップすることとなった。

Sutton
 しかしハミルトンは、最後までロズベルグにオーバーテイクの隙を与えずリード。迎えた最終ラップもチームメイトを抑えきって、4連勝となる通算26勝目のトップチェッカーを受けた。
 2位ロズベルグに続いたのはリカルド。そして4位には15番手スタートから怒濤の追い上げをみせたセバスチャン・ベッテルが入った。

 ケータハムの小林可夢偉はリタイアに終わった。




レース

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