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ソフトは15周、ミディアムは30〜35周走行可能

2013年10月27日

2013年インドグランプリ予選

決勝へ向けた多様なタイヤ戦略

Sutton

セバスチャン・ベッテルが、2番手タイムを記録したメルセデスのニコ・ロズベルグに0.75秒差をつけてポールポジションを獲得し、今年のインドグランプリにおけるここまでの全セッションで最速タイムを記録しています。ベッテルは、P Zeroイエロー・ソフトコンパウンドを使用して、ポールタイム1分24秒119を記録しました。ベッテルとレッドブルが、ともにチャンピオンシップ4連覇を達成する可能性がある今週末のインドグランプリには、P Zeroイエロー・ソフトとP Zeroホワイト・ミディアムが選択されています。また、ベッテルのポールタイムは、3年間のブッダ・インターナショナルサーキット史上最速タイムとなりました。今シーズン、ここまで、レッドブルとメルセデスがともに8回のポールポジションを獲得しています。

気温30°C、路面温度39°Cのコンディションの下、ケータハムとマルシャの両ドライバーを除く全ドライバーが、ミディアムコンパウンドでQ1を開始しました。その後、大半のドライバーがソフトコンパウンドへ交換し、最初にPZeroイエロー・ソフトによるトップタイムを記録したのは、ザウバーのエステバン・グティエレスでした。Q1の最速タイムを記録したのはマクラーレンのジェンソン・バトンでした。ベッテルは、Q1を通してミディアムコンパウンドのみを使用し、ミディアムでは最上位の11位でQ1を終えました。Q1でミディアムのみを使用した他のドライバーは、ロータスのロマン・グロージャンだけでしたが、Q2へ進出することはできませんでした。

ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとトロ・ロッソのダニエル・リカルドを除く全ドライバーが、Q2でソフトタイヤのみを使用しました。Q2の最速タイムを記録したのはベッテルでした。バトンは、Q1で使用した中古のソフトタイヤを使用して、Q1での自身のタイムを更新し、Q3へ進出しました。

Q3では、チーム間で戦略が分かれました。バトン、レッドブルのマーク・ウェバー、フェラーリのフェルナンド・アロンソがミディアムタイヤでセッションを開始し、ベッテルとメルセデスの両ドライバーは、ソフトタイヤのみを使用しました。ベッテルは、1回目のランでポールポジションを決定付けるタイムを記録しました。一方、チームメイトのマーク・ウェバーは、セッション終了間際の2回目のランで、ミディアムタイヤでは最上位となる4番グリッドを獲得しました。アロンソとマクラーレンの両ドライバーも、ミディアムコンパウンドで明日の決勝をスタートします。

午前中に行われた最終フリー走行(FP3)では、視界不良のためにセッションの開始が遅延し、40分間のセッションに短縮されました。ベッテルは、ソフトタイヤを使用して、チームメイトよりも0.5秒速いセッション最速タイムを記録し、その後はレースへ向けて燃料を重く搭載した状態でのロングランに集中していました。


ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「両コンパウンド間にラップあたり1秒程度の性能差が見られたため、予選の開始時点から戦略が非常に重要になりました。しかし、決勝を見据えた全体的な戦略を構築するにあたって、ドライバーたちは、ソフトコンパウンドのスピードと決勝でのミディアムコンパウンドの耐久性のバランスを考慮する必要がありました。ラバーが路面上に乗り、昨日よりも路面の改善が進んでいた点は、戦略を計算する上での新たな要素となります。Q3では多様な戦略が見られ、多くのチームがあらゆる可能性をカバーするためにチーム間で戦略を分けていました。ソフトタイヤでは15周、ミディアムタイヤでは30〜35周走行可能であると考えており、2〜3回のピットストップを予測しています。ミディアムタイヤでスタートするドライバーたちは、長い第1スティントを最大限に活用することを狙ってくるでしょう。我々の計算では、今シーズンこれまでのレース同様に非常に接戦が予想されます。そして、タイヤ戦略が生む多様な可能性の競演が見られると思います」

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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