ベルニュをやっつけてRBRに行きたい とリカルド

Sutton

　トロロッソのダニエル・リカルドは、2014年にレッドブル・レーシングのシートをつかむには、チームメイトのジャン−エリック・ベルニュに圧勝する必要があると語った。

　リカルドとベルニュはトロロッソのレースドライバーとして2年目を迎える。トロロッソはレッドブルの若手ドライバー育成の役割も担っており、ふたりは将来チャンピオンチームであるレッドブルに起用されることを目指している。

「僕とジャン−エリックが今年同じぐらいの成績だったら、十分な結果とはいえないだろう」とリカルドは開幕戦が開催されるオーストラリアで語った。
「できればなんとかやっつけたい。特別な結果を残したいね」

　今の時点では自身のチームが全体でどのあたりに位置するのか分からず、開幕戦の目標を定めるのが難しいが、表彰台を狙っていきたいとリカルドは述べた。

「表彰台に上れれば嬉しい。でもまずは自分たちの位置を知り、僕らチームの競争力がどの程度なのかを確認する必要がある」
「序盤数戦が予定どおりにいかなかったとしても、ヨーロッパラウンドにはたくさんのアップデートを持ち込む予定だから、期待できる」

　ベルニュとの関係について聞かれたリカルドは、チームメイトはライバルであり、レッドブルを含めどこのチームもチームメイト同士はそれほど親しくないものだと語った。

「（ベルニュとは）問題ないよ。僕らの関係はそれほど変わっていない」
「この数年、僕らは激しく戦ってきて、ふたりの間の対抗意識が高まってきている。たくさんのものがかかっているからね」

「どこもチームメイト同士がすごく仲がいいとは思わない。この質問に答えるのはマーク（・ウエーバー）も適任なんじゃないかな」
「こういうものだし、こうでなければならないんだと思う。すごく仲のいい相手に対しては110パーセントプッシュできないだろう。だから闘志を持つのはいいことなんだ」

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