2012年F1韓国GPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは18位、シャルル・ピックは19位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=18位
レース序盤はとても興奮したよ。ケータハム勢にチャレンジできると分かったんだ。ミドルスティントでは大きなチャンスがあり、鈴鹿の時のようにギャップを縮めていけた。その後リスクを冒してスーパーソフト・オプションタイヤを選び、ヘイキ(・コバライネン)がミスするのを待った。残念ながらチャンスは訪れず、ロングストレートでは彼はKERSを使えた。そのため彼にアタックすることはできなかった。僕はブルーフラッグを受ける最初のマシンで、そのために最終スティントでは後退した。それに僕らは最終スティントをすごく長くとったため、フロントタイヤがだめになり始めた。フロントホイールがロックするようになり、最後の8周には完走を第一に目指すことに決めた。本当にクルマを大事に優しく走らせた。戦略はよかったし、またケータハム勢とレースをし、彼らにチャレンジすることができてすごく嬉しい。大きなモチベーションにつながった。とても安定したラップタイムで走ることができ、この進歩にはすごく満足している。ピットクルーは今回も立派な仕事をしてくれた。よくやってくれたよ。KERSの効果が比較的小さいサーキットが今後あるといいな。そうすれば今回みたいに戦うことができる。
シャルル・ピック 決勝=19位
ファーストスティントでは苦労した。エンジン交換のためにグリッド後方からスタートしなければならなかったんだ。しばらくHRT勢の後ろを走らざるを得ず、かなり時間をロスした。そのために早い段階で前のケータハム勢とのギャップが広がり、追いつけなくなった。そこから挽回することは難しかった。でも週末全体を考えると、予選には大満足だし、レースペースもよかった。特にスティント終盤が強力だった。次のインドでまた初めてのコースを体験するのを楽しみにしている。