2012年F1韓国GPの金曜プラクティスで、マクラーレンのジェンソン・バトンは10位/4位、ルイス・ハミルトンは1位/8位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1＝10位／2＝4位
ここはいいセッティングを見つけるのがとても難しい。僕らにはまだ十分な速さがないけれど、正しい方向には向かっている。一日を通して進歩してきたが、午前のセッションでは、正しいセッティングを探すことよりも、新しいパーツをテストし、すべてを適切に機能させることに集中した。
今のところ僕らはレッドブルほど速くなさそうだ。彼らを予選で倒すのはかなり難しいだろう。でも僕らはレースシミュレーションではラップタイムも安定性もいいと思う。
今日の段階で路面はほぼ進化し尽くし、明日リセットされることはないと思う。だから僕らが行ってきた調整はうまくいくんじゃないかな。さらに進歩できるポテンシャルもあるしね。
ルイス・ハミルトン フリー走行1＝1位／2＝8位
今日はセッティングに少してこずった。FP1とFP2ではフィーリングが全く違い、その原因についてはまだ完全に理解できていない。午前中のセッションはうまくいったけれど、午後に向けて少し変更したら、プライムタイヤでもオプションでもいいタイムを引き出せなくなった。
だからこれから作業を行い、どの方向性をとるのかを決める。レッドブル勢はかなり速そうだけど、午後にジェンソンは彼らとそれほど変わらない速さを発揮した。心強いよ。今夜バランスに変更を加えて、明日はもっと調子が上向くことを期待している。
繰り返しになるけれど、ジェンソンが僕らのマシンの速さを示している。僕らはそれを完全に引き出すだけでいい。今夜のうちにバランスを向上させることができれば、高い競争力を発揮できるようになると思う。
ヒュルケンベルグ「予選への準備は整っている」
