2012年F1日本GPの金曜プラクティスで、マクラーレンのジェンソン・バトンは1位/7位、ルイス・ハミルトンは2位/2位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1=1位/2=7位
日本が大好きだ。僕にとってエキサイティングなレースだよ。ファンは最高だしね。彼らはすべてのドライバーを心から応援してくれるし、レースに夢中なんだ。このサーキットは流れるようなレイアウトになっている。でも頻繁にギヤを変えるから、正しいギヤレシオを見つけることが大切だ。
FP2ではあまり周回しなかった。バランスが完璧ではなくて、セッションが終わるまでは変更を元に戻せないのが分かっていたから、走りこむことにあまり意味がなかった。
でも明日のFP3に向けてどうマシンを調整するかは分かっているし、それが重要だ。午前中はクルマのフィーリングがよかったから、いくつか細かい変更をして、似たようなセッティングに戻すよ。
全体的にここでマシンは好調だ。予選はとても接戦になるだろうけど、僕らは上位争いできると思う。
ルイス・ハミルトン フリー走行1=2位/2=2位
僕の仕事って最高だよね! 鈴鹿は驚くべきサーキットだよ。ピットから出て最初の1周を走った時、最高の気分になった。最初のふたつのコーナーを抜けて加速を感じる。ウォームアップには2、3周かかるけど、限界まで攻めていると、どんどん速くなっていくんだ。でも注意しなければならない。今日はスプーンで何人かミスしていたからね。タイヤをダートに落とすと、コントロールを失いやすい。
いつもどおり、明日のセッションに備えて今夜マシンの微調整をする。僕らとレッドブルの差はとてもわずかだと思う。僕はこのクルマで気持ちよく走れている。これまでここで走った中で一番だ。ベストなラップを走れたら、マーク(・ウエーバー)の最速ラップに匹敵するタイムが出せたと思う。明日の予選はかなりの接戦になるよ。