可夢偉「インタ―ミディエイトタイヤで遅すぎた」

Sauber

――Q2でコ―スインのタイミングが遅れました……。
「ガソリンを給油していて、メカニックがホ―スを抜かなくてコ―スインが遅れてしまったという、ちょっと笑える話なんですけど」

――どうしてそんなことが？
「エンジニアはQ2もドライだと思っていて、燃料を3周しか入れてなかった。それでQ2が始まる前に『燃料を入れないと』と入れ始めて。僕は開始1分前に『燃料が3周分でもいいからピット出口に並ぼう』と言ったんですけど、エンジニアと『それじゃ少ない』『それでもいい』って議論して、エンジニアが『（給油機を）抜け』って言ってもメカニックはよく分かってなくて『え？ え？』という状況で……」

――マシン自体のスピ―ドはどうでしたか？
「インタ―ミディエイトタイヤで遅すぎたので、しょうがないですね。路面が乾いた状態の時は良いんですけど、濡れているとリヤタイヤが温まらず、温まらないまま終わってしまいました。それはドライタイヤで速く走るためのセッティングのせいなので、予選が始まってしまえばどうしようもないし、しょうがないんですけどね。ドライのままならQ3に行けるかなぁ、と思っていたんですけど、あそこまでインタ―ミディエイトが遅いとは思っていなかったですね」

――昨日は不可解なマシンの違和感があるということでしたが。
「DRSがパタパタと誤作動して、リヤのダウンフォ―スが抜けていたみたいです。それは直ったんですけど、微妙にダウンフォ―スが抜ける感覚はまだあります。ただ、昨日はほとんどテストができなかったのに、予選までにドライのマシンセッティングをここまで持ってこられたというのはポジティブに考えて良いと思います」

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