2012年F1イギリスGPの土曜予選で、トロロッソのダニエル・リカルドは14位、ジャン−エリック・ベルニュは16位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニエル・リカルド 予選=14位
難しく、長い予選だった。僕がここでF1デビューをした去年と同じようなコンディションだね。残念ながらセッション再開後、赤旗前のようにトップ10に入ることはできなかった。最後の周にグロージャンのスピンで出たイエローフラッグの影響を受けたのは確かだ。それがなければQ3に進出できていたはずなんだ。僕らのペースはこのポジションよりも優れているし、だから金曜日にも言ったように、予想どおりウエットのレースになれば、攻めて行くし明日はうまくやれると思う。マシンはウエットで調子が良いけど、中団からのスタートだとたくさんの水しぶきとの戦いになるだろう。雨のレースにはメリットとデメリットがあるんだよね。
ジャン−エリック・ベルニュ 予選=16位
本当に良い予選になりそうだったし、赤旗まではうまくいっていたんだ。そのとき僕は4番手だったんだけど、再開される時には路面コンディションがもっとよくなっていて、結局全部がやり直しになるだろうことは分かっていた。タイヤを使うには水が多すぎたから、赤旗は間違いなく正しい決断だった。リスタート時はインターミディエイトで出ようと思っていたんだけど、直前でエクストリームに履き替えたんだ。チェッカーが出て2回目のアタックをするチャンスを逃してしまったが、走れていたらもっと上につけられていたかもしれない。今日はQ3に行けそうだと感じていたからガッカリしているよ。
後方からのスタートだけど、こういったコンディションではどんなことも可能になるので、明日はウエットレースを期待している。僕らのマシンがウエットで好調であることを最大限に活かして、良いレースができるといいね。