2012年F1カナダGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位/2位、フェリペ・マッサは12位/3位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=4位/2=2位
モントリオールでの金曜日の状況には満足していいと思う。午前中は主に新しいアップデートの評価作業に集中し、午後に入ってから2つのタイプのタイヤの比較を行い、1周でのパフォーマンスを追求し、燃料搭載量が多い状態でのマシンの動きもチェックした。最初の兆候はポジティブに見えるが、金曜日のタイムは現実を映し出すものとして受け止めることはできないので、結論を導き出すのはあまりにも時期尚早だ。これからデータの分析に集中し、残りの週末に向け可能な限りいい準備をしていかなければならない。ジル・ビルヌーブの名が冠されたこのサーキットは、ほぼストリートサーキットといってよく、ウォールがとても近い。そのため、1周のクイックラップを走ることと、長い距離をスムーズにドライブできることの両方を実現するためには、正しい基準点を見つけ出すことが非常に重要になってくる。ブレーキングポイントと、ウォールからどれくらい離れているかを把握することは特に重要だね。
フェリペ・マッサ フリー走行1=12位/2=3位
僕らにとってはとてもポジティブな金曜日だった。多くの周回を重ねられたし、プログラム上のすべてのテストを行えた。幸運にも、雨は2回目のセッションが終わった直後に降り出したので、僕らはすべての作業を適切に行うことができた。ここに持ち込んできたアップデートがうまく機能したことに満足していいと思う。それがどの程度の改善をもたらしているのかをすぐに判断するのは難しいけどね。いずれにしても、この新しいバージョンを使用したマシンでいくつもりだ。レースウイークエンドの初日で、路面はまだ十分にグリップがある状態ではないが、マシンは良くバランスが取れているし、パフォーマンスに関してもかなり安定しているように見える。つまり、今日は2012年で最高の金曜日になった。これが土曜と日曜にも継続してくれればいいね!