2012年F1モナコGPの土曜予選で、ケータハムのヘイキ・コバライネンは18位、ビタリー・ペトロフは19位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン 予選=18位
僕にとって良い予選だったよ。今週末はずっとバランスが良く、この予選でも攻めていけると分かっていた。予選前にエンジニアに、Q2に進出できるかもしれないと伝えていたが、とても近いところまでいったよ。最終セクターでマルシャの1台に阻まれなければ進出できただろう。でもそれは大きな問題ではない。モナコではよくあることだ。明日ここで僕らのマシンはレースを通して前のマシンと戦えるだけの力があると思っている。今シーズンここまで、最初の2スティントまでは彼らについていけることが多いけど、ここは1周が短いから、レースの最後まで戦いたいね。ドライでもウエットでも、またその中間でも、僕にとっては大した問題にならないよ。どうなろうと楽しみにしている。
ビタリー・ペトロフ 予選=19位
とてもうまくいったよ。コースに出るたびにマシンのフィーリングは常に良く、たぶん今日は最高の力を出しきれたと思う。午前中はKERSに問題が出たために、予選ではそれを切らなければならなかった。そのせいで少しタイムを失ったものの、うまく切り抜けたし、Q1ではできる限りプッシュしたから、期待していたとおりの結果になった。赤旗は間違いなく皆の妨げになったが、その前に1周走っていても速いラップではなかった。2セット目のタイヤでもう一度出ていった時も感触はあまり良くなかったけれど、全体的には今週末ここまでは前向きな感じだよ。明日はエキサイティングなレースになりそうで、楽しみにしている。ここまで見てきて、ここではミスをしやすいことが分かっているから、コース上で起きる全ての事を確実にアドバンテージにできるようにして、完走を目指したい。