2012年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、フォース・インディアのポール・ディ・レスタは10位、ニコ・ヒュルケンベルグはリタイアだった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ポール・ディ・レスタ 決勝=10位
開幕戦で1ポイント獲ってシーズンを始められるのは、素晴らしいことだよね。でも最後の数周まではあまり期待を持てずにいたんだ。終盤になってエンジニアから前のグループに追いつきつつあると知らされた。
幸い最終コーナーでKERSがたくさん残っていたので、ベルニュにチャレンジすることができ、彼を抜いて10位を獲得できた。かなりエキサイティングな最終ラップだったね。
いい形でシーズンをスタートすることができた。各スティントの序盤のペースが悪くて苦労し、それによって全体的なレースペースが損なわれたから、僕らにやるべきことがまだ多いのは明らかだ。それでも今週末の流れやスターティングポジションを考えれば、1ポイント持ち帰れるんだから、文句は言えないね。
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
僕はアルバートパークでは運がないみたいだ。2010年のここでの初レースでは1周もできなかったし、今日もまたそうだった。何が起きたのか、まだはっきりは分からない。
でも1周目の1コーナーに向けてターンインした時、誰かにヒットされた。すごく悔しい。最高のスタートを決めて、ふたつほどポジションを上げていたのに、誰かに後ろからヒットされたのを感じた。タイヤがパンクし、サスペンションがダメージを負ったので、僕のレースはそこで終わった。マシンを止めなければならなくなった。
タイトな1コーナーに22台がバトルをしながらなだれ込んでいくんだから、そういうことが時には起こる。それでも予選がとてもうまくいったのにチャンスを取り逃がすことになり、本当にがっかりだ。でも、あと5日でまたマシンに乗れるのが救いだよ。失望を乗り越えて、挽回するには、また走るのが一番だからね。