F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

新ピレリタイヤでF1の戦略が多様化か

2012年3月15日

Sutton

 ピレリが今年のF1タイヤコンパウンドに関してアグレッシブな選択をしたため、チームが採る戦略の幅が広がるだろうと、ロータスのトラックサイド・オペレーションズ・ディレクター、アラン・パーマンが述べた。

 昨年は大部分のチームが同じ戦略を選択する状況が多々見られたが、今年はタイヤコンパウンド同士の差が大幅に縮められたことで、この可能性が低くなるとみられている。
 また、2012年のピレリタイヤは、使い始めの扱い方に対して非常に敏感であり、1周目にプッシュしすぎるとデグラデーションが非常に大きくなるということだ。

 パーマンは、タイヤが変わった影響で、さまざまな戦略の可能性が出てくるだろうと予想している。
「今年のタイヤはラップタイム上はあまり大きな差がない。これはいいことだ」とパルメイン。
「昨年のタイヤはラップタイムは大きく離れていてもデグラデーションが同じだったが、今年のタイヤはタイムは近づき、ハードはデグラデーションが小さい傾向にある」
「昨年は最初はソフトを履き、最後にハードを使ったが、今年はタイヤを戦略的に利用することができるだろう」

 各チームは、タイヤのデグラデーションレベルと、スティント序盤に使いすぎるとどうなるのかをチェックしてきたと、パーマンは述べている。
「テストでレースディスタンスランを行った際に、最初の2周、3周、あるいは4周までタイムがほとんど変わらず、その後タイヤがだめになり始める、という状況が見られた」
「だがニュータイヤでセッティング作業をして、最初のラップでプッシュすると、タイヤはあっという間にだめになったようだ。つまり、レースで同じことをすれば、タイヤはすぐに終わってしまう」

 パーマンは、このタイヤの性格を考え、チームは、予選の1周アタックのパフォーマンスよりも適切なレースセッティングを見つけることに重点を置くようになるだろうと述べている。
「予選でいい順位を獲得できれば、いい位置を走れる。だがデグラデーションが高いので、いいレースカーが必要だ。だから私なら、予選順位を犠牲にすることになるかもしれないが、レースに集中する」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン255
2位ランド・ノリス171
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ146
5位オスカー・ピアストリ124
6位セルジオ・ペレス118
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン110
9位フェルナンド・アロンソ45
10位ランス・ストロール23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング373
2位スクーデリア・フェラーリ302
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム295
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム221
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム31
7位マネーグラム・ハースF1チーム27
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング4
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号