マーク・ウエーバーが、昨年起こったルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソのいざこざは、お互いにライバルチームのドライバーとして戦うことになった2008年も、再び起こる可能性があると示唆した。

　ウエーバーは、ハミルトンがマクラーレン、アロンソがルノーのドライバーであるということは、たとえ長い間続いてきた仲違いに終止符を打とうとしても、実際には去年以上にライバル心を燃やすことになるはずだと考えている。

　ウエーバーはBBCのオンラインコラムで次のように述べている。
「トラック上のバトルは、もっとドロドロしたものになる可能性が実際にはある。むきになるからね。今度はフェルナンドがルイスに仕掛けていく。そして摩擦が少し生じる。面白い展開になりそうだ」

　ハミルトンよりアロンソと親しい間柄にあるウエーバーは、シーズン後半にルノーがR28のペースを掴んだとしても、当のふたりがトラック上で一騎打ちをしているとは考えにくいと見ている。

「フェルナンドは今年、最終的に（マクラーレンとハミルトンに）勝ちたいと心から思っているが、1年目は不可能だということも知っている。フェルナンドが気にしていないことはない。彼はただ、現実的であるにすぎない。去年は少し荒々しくなったけれど、彼はバカじゃない。分別のある男だ」

「時には、アロンソはあっと驚くことをするだろう。全体的に見て、彼は今年のバトルに勝てないと思う。でも、ドキドキさせるレースもあるはずだ」

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