F1世界チャンピオンのキミ・ライコネンは、パーティ好きや酒癖の悪さで非難を浴びることもあるが、他でもないバーニー・エクレストンは彼を擁護している。

　エクレストンは28歳のライコネンが酒の席ではめを外しがちであるという評判に関してライコネンの肩をもち、同じようなタイプのチャンピオン経験者、ジェームズ・ハントを引き合いに出した。プレイボーイとして知られたハントは、コース上では非常に速く、同じように人生も生き急いだ。ライコネンは、2年前のモナコ・グランプリの後、モンテカルロに停泊していた彼のボートから酔って落ちたことは有名である。

「彼と何度も夕食をとったことがあるが、いつも本当に素晴らしく行儀がいい」と77歳のエクレストンはデイリーミラー紙に語った。
「そして、酔っ払うとさらに楽しくなる」

「何にも悪いことはない。周囲の人間を、『そんなことやっちゃいけない！』と言わせるほど困らせるようなことはしていない」

　2007年、最終戦ブラジル直前の時点では望みはほとんどなかったにもかかわらず、世界チャンピオンに輝いたフェラーリのエースドライバーについて、エクレストンは今年も“手強い存在”になるだろうと述べた。

「そして、彼はさらに多くの勝利を手にすると思う」と、彼は付け加えた。

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