ホンダは、GP2ドライバー3人を来月バルセロナで行われるシーズンオフ初テストに招くことを明らかにした。

　マイク・コンウェイ、ルカ・フィリッピ、アンドレアス・ツバーの3人が、ホンダのヤングドライバー育成プログラムの一環として、11月13〜15日のテストに参加する。
　ホンダF1スポーティングディレクターでありヤングドライバー育成プログラムの責任者でもあるロン・メドーズは、次のようにコメントしている。
「ホンダはモータースポーツにおける才能ある若手の育成に取り組んできており、今回、3人の若いドライバーたちの力をさらに詳しく見てみることにした。彼らは今年のGP2シリーズで素晴らしい活躍をした」
「今後、テストを通じて彼らにホンダをアシストしてもらう可能性についても評価していく」

　3月からヤングドライバー育成プログラムに参加しているコンウェイは、GP2でのデビューイヤーである今年、スーパーノバ・インターナショナルで活動しながら、ホンダに貢献してきた。
　フィリッピもスーパーノバからGP2に参戦、バーレーンでの開幕戦で優勝し、シーズン終盤までタイトルを争ったが、最終的にランキング4位となった。フィリッピにはフェラーリのテストドライバーになるとのうわさもあったが、今回ホンダからF1での初めての本格的なテストを経験することになった。
　ツバーは今年GP2で2年目のシーズンをiスポーツで送ったが、チームメイトのティモ・グロックはタイトルを獲得したものの、ツバーにはメカニカルトラブルが続出し、タイトル争いに絡めなかった。

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