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ハミルトン、アロンソ、ライコネンのチャンピオンになる条件は?

2007年10月9日

 中国GPではルイス・ハミルトンがリタイアとなり、F1タイトルの決着は最終ラウンドへと持ち越されることになった。ポイント差が縮まった今、3人のチャンピオン候補たちがそれぞれどういう条件でタイトルを手にできるのかをまとめてみた。

 ルーキーのハミルトンがライバルのフェルナンド・アロンソからタイトルを奪取して最年少チャンピオンとなる可能性が、今も一番高いといえるだろう。しかし、1986年の最終戦アデレイドで、同じイギリス人のナイジェル・マンセルに起こったことを、ハミルトンは知っているはずだ。残された最大獲得点数が9ポイントの中で7ポイントのリードを築いてレースを迎えたマンセルだが、1本のタイヤがバーストしたことでタイトルを逃したのだ。この年は結局タイトル候補3番手の位置にいたアラン・プロストが栄冠を手にする結果となった。

 インテルラゴスではタイヤのパンクはあり得ないと思う人には、ちょうど1年前のレースでミハエル・シューマッハーに何が起こったかを思い出してみてほしい。アロンソを下してタイトルを取りたいというシューマッハーのいちるの望みが、パンクによってすべて消え去ってしまったのだ。

 ライコネンはハミルトンの最大のライバルという位置にはいないものの、前回上海での勝利を含め、今シーズン最多優勝数を誇り、ブラジルでも再び表彰台のトップに立つ可能性は十分にある。タイトルを手にするためには6勝目を挙げることが理想的だが、いずれにしてもライコネンには相当の運が必要であり、マクラーレンに思いも寄らない信頼性のトラブルが発生しない限り、実現は難しい。
 ライコネンのライバルのふたりは、決勝レースで相手を出し抜くべく、激しい戦いを繰り広げることになる。


 10月21日日曜の最終戦を興奮しながら待つファンのために、3人のドライバーがチャンピオンになるためには、それぞれ何をする必要があるのか、以下にまとめてみた(現在のところ発表されていない抗議、上告、ペナルティは考慮外)。

ルイス・ハミルトンがチャンピオンになるには:
・ハミルトンが1位か2位でフィニッシュする
・ハミルトンが3位でアロンソが2位以下
・ハミルトンが4位でアロンソが2位以下
・ハミルトンが5位でアロンソが2位以下(両者同点でも、ハミルトンが2位獲得回数で勝る)
・ハミルトンが6位でアロンソが3位以下、ライコネンは2位以下
・ハミルトンが7位でアロンソが3位以下、ライコネンは2位以下(アロンソと同点でも、ハミルトンが2位獲得回数で勝る)
・ハミルトンが8位でアロンソが4位以下、ライコネンが3位以下(アロンソと同点でも、ハミルトンが2位獲得回数で勝る)

フェルナンド・アロンソがチャンピオンになるには:
・アロンソが勝ってハミルトンが3位以下(アロンソが優勝回数5でチャンピオン)
・アロンソが2位でハミルトンが6位以下
・アロンソが3位でハミルトンが8位以下、ライコネンが2位以下
・アロンソが4位でハミルトンが無得点、ライコネンが3位以下
※アロンソは5位以下なら、ハミルトンには届かない

キミ・ライコネンがチャンピオンになるには:
・ライコネンが優勝でハミルトンが6位以下、アロンソが3位以下(ハミルトンが6位でも、優勝回数6のライコネンがチャンピオン)
・ライコネンが2位でハミルトンが8位以下、アロンソが4位以下(両者がライコネンと同点でも優勝数5−4でライコネンがチャンピオン)
※ライコネンは3位以下なら、ハミルトンには届かない




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