NASCARネクステルカップ第30戦タラデガの予選が6日に行われ、トヨタ勢がトップ3を独占した。初参戦となったジャック・ビルヌーブ（トヨタ）は6番手で予選を通過した。

　51台が参加した予選で、トヨタ勢が見事上位を独占した。ポールポジションを獲得したのはマイケル・ウォルトリップだった。
「予選通過する自信はあったけどポールを取れるとは思ってもみなかった」と、チームクルーと笑顔でハイタッチを交わした。
　デイブ・ブレイニー、ブライアン・ビッカーズが続きトヨタ勢がトップ3を独占。今年からネクステルカップに参戦を開始したトヨタにとっては第17戦ニューハンプシャー以来2度目のポール獲得となったが、トップ3独占はもちろん初めてだ。

　また、ネクステルカップ初参戦のビルヌーブは6番手と上位グリッドを獲得。
「昨日のプラクティスで、限られた時間の中でもクルマが速いことはわかっていた。そのスピードを予選で見せられて良かったよ」と、さすがは元F1王者の貫禄を見せた。
　ダブルエントリーしていたクラフツマン・トラック・シリーズ第20戦の決勝はクラッシュを喫しリタイアに終わった。ファン-パブロ・モントーヤ（ダッジ）は22番手、サム・ホーニッシュJr（ダッジ）は3回目の挑戦でもまたもや予選通過はならなかった。

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