ルイス・ハミルトンが、マクラーレンチームは僚友のフェルナンド・アロンソよりも自分にタイトルを獲ってほしいと考えているようだと語った。

　ハミルトンはF1デビューを果たした今年、素晴らしい活躍を見せている。アロンソがスパイ疑惑で証拠を提出するなど、チームへの忠誠心に欠ける態度を見せるなか、ハミルトンのチームへの忠誠は固い。

　ハミルトンは日本GPを控え、ロイター通信に対して次のように語った。
「ある集団と関係を保つとき、精一杯の仕事をし、みんなに自分がチームの一員であることを見せたいと思うものだ」

「僕はルーキーとして、彼は2度のワールドチャンピオンとしてチームに来た。彼はチームに貢献してくれるものと見られていたが、結局僕の方がチームから尊敬を集めるようになった」

「ここ数週間続いたゴタゴタ以来、マクラーレンにとって誰が本当にチームの一員なのか、だれをバックアップすべきなのか、彼らは悟ったようだ。チームとの絆は僕の方が強いと思っている」

　ハミルトンはまた、アロンソが今シーズン、ナンバー1ドライバーにふさわしい戦いをしていないことから評価を落としていると指摘した。

「彼は僕が想像していたような人間ではない。それが現実なのだ」

「僕はフェアな状況で優勝したいと思っている。チームのスタッフに近づいて、自分に有利になるように頼んだことなど一度もない。僕にいいマシンをだなんて、どのチームでもそれだけは頼んだことがない。正々堂々と優勝したいものだ」

「まったく同じマシンを使ってまったく同じ条件のもと、自分の才能で優勝しなければ、嬉しくもなんともない」

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