日本GPのオープニングプラクティスで、ニコ・ロズベルグがタイムとしてはマクラーレンとフェラーリを除く最高位の5番手に入り、決勝に向け幸先のよいスタートを切ったものの、予選と決勝についてはタフな戦いを予想している。

　ウイリアムズは、ロズベルグのエンジンを交換すると発表し、土曜日の予選後に10グリッド降格のペナルティを受けることとなった。ベルギーGPで新たなエンジンを使用し、2レースエンジンレギュレーションに抵触するためだ。

　ロズベルグとウイリアムズはヨーロッパラウンドの最終戦まで好調さを維持していただけに、今回のペナルティは痛手になるかもしれない。ドライバーズ選手権では、ロズベルグは日本GPまでにトップ10内に順位をあげ、チームもコンストラクターズタイトルの4番手につけており、3レースを残してルノーとはわずか11ポイント差にまで詰め寄っている。

「富士はドライブするのがとても楽しい。すごくかっこいいしね。トラックを覚えるのに少し時間がかかっている。今日、2回のセッションを終えたけど、まだ少しつかめていないところがあるね。富士はあらゆるものを求めるトラックだ。ローダウンフォースもハイダウンフォースも要る。さまざまな選択肢を試し、明日に向けていい結論が出せたと思う」

「タイヤは、今回のレースも2つのオプションがとても似ているので、他のみんながどうするのか興味深い。でも、それほど複雑ではないし、いずれのタイヤもうまく機能しているようだ」

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