F1日本GPのフリー走行3回目は雨と濃霧により途中赤旗が出されるなど、走行が難しい状態となり、一部を除いてほとんどのドライバーが走行をせず、ピットで待機したままセッションが終了した。

　土曜日のフリー走行3回目は、昨日持ちこたえた天気が崩れて雨が降り、富士スピードウェイ上空を濃霧が覆った。気温は15度にまで下がり、路面温度も21度程度というコンディション。フリー走行開始時間の11時になっても霧は晴れず、救護用のヘリコプターが飛行できないためスタートディレイ。当初15分の予定だったディレイがさらに伸び、セッションは11時30分から行われることとなった。
　しかしコースオープンになっても依然としてサーキット上を霧が覆っているため、キミ・ライコネンを除いたマシンがコースインするが、各車ゆっくりとコンディションを確かめながらの走行。そんな中、ヤルノ・トゥルーリ、ニコ・ロズベルグ、アレクサンダー・ブルツの3台はタイム計測を行っていったが、開始4分に視界不良のためセッションはすぐさま赤旗中断となった。

　その後11時45分から再スタートされる予定だったものの、改めてディレイとなった後、11時53分にセッションの中止が決定された。

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